感想:『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』相沢沙呼
割と一気読みした人が多いと聞きますが、私は第三話まで読んでから1日空いて最終話を読み進めたので冷却期間があったと言いますか、内容を振り返る時間があったことで逆にどんでん返しを上手く味わえなかった部分があります(゚∀゚)
一気読みしてたら、もしかすると前評判通りに絶叫してたかも知れません。
※本投稿は盛大なネタバレが含まれています。
全体的な印象
ちゃんと解説してくれる『メンタリスト』(テレビドラマ)。
パトリック・ジェーンがレッドジョン事件に関わらず、娘が生存していた場合、こんな風に成長するのかな?と思いました(伝われ!)
シリーズ化してほしいですね!
第一話:泣き女の殺人
導入ということもあり、主要人物の自己紹介的や、霊媒探偵が何が出来るのかの基本的な説明があります。
気になったポイント
霊媒のスペック
霊媒の力を証明するのに何故あの様なデモンストレーションになったのか…別に霊能力が無くてもそれくらい出来るじゃん?って思いましたね…
もし自分がやるなら…をかなり考えたりしながら読んでたので、最終章の話がそこまで意外ではなかったという弊害が…
証拠
何回かこれが証拠になってる推理モノを見たことがあるので、お約束という感じで「あぁ、またか…」って気分にややなりました。
ただ、最終章の内容を合わせると上手く当てはめたなとも思います。
まとめ
翡翠ちゃんかわいい…
メンタリスト+ミステリーのお約束てんこ盛り。
プロットが最初にあって、それに沿う形で非常に上手く形成された印象です。
シリーズ化してほしいですね!(2回目)
あと、ちょっと前評判が先行しすぎていた感じがしました。絶叫とか大どんでん返しとか伏線って言葉が先行しすぎたせいか、必要以上に疑いながら読んでいたように思います。そのせいでスッキリと味わえなかったのはちょっと損だったかなと。
余談
少し前、眉村神也氏に「読んだ?」と聞いた所、まだ読んでないけど著者の方がマジケの日に取材しに来たよってことでした。道理で…って感じでしたね。勧めておいたので多分読むと思います(笑)
(眉村神也氏を知らない方のために補足すると…メンタリストDaiGoのプロデューサーで、彼の全パフォーマンスを考案したり、最初の5冊くらいまでのゴーストライターをやってたりした人です)
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