81秒と114秒
これ何の数字か分かりますか?
Twitterのほうでも言ったので既に知ってる人もいるかもしれません。
どちらもファローシャッフルを8回やるのにかかった時間で、
81秒はBICYCLEのライダーバック、
114秒はメテオリックでした。
(アウトの8回でニューデックオーダーに戻すまでの時間)
TWPCCのカードは裁断が良くて云々と言ってましたが、
裁断の良さとファローシャッフルにはあまり関係無かったようです。
それと、カード同士の摩擦が大きいのか、毎度揃えるのに結構手間取り、それがタイムに反映されています。
何故この2つでやったかと言うと、手持ちのレギュラーデックがコレしか無かったからです(^ρ^)
ということで、今回はメテオリックデックについてでも書こうかと思います。
ちなみに、これスタッフDがデックくじで引いて当たったやつを、私が使っているという現状です(^ρ^)
使ってみた感想:
大前提として、割りと気に入ってます。
デザイン:可もなく不可もなし
暖かみと落ち着きのある赤をベースに黒のラインが大胆に入っています。ありそうでなかったデザインで、フルデックを持った時とファンにした時の表情が大きく変わります。落ち着いた色合いでTPOを選ばないので、まさに「ここぞ」という時に栄えるデックでしょう。
と、プレイフェアのサイトに書いてありますが、個人的にはやはり可もなく不可もなしというのが妥当かと…
どこでも使えますが、「ここぞ」という時に栄えるというのは少し違います。
TPOを選ばない→どこでも2番手以下
というイメージがありますし…?
むしろ、メテオリックのデザインはそれを狙って作ったのだと私は思っています。
デックどうしようかな〜?って時に、とりあえずこれを持っていけば無難にやり過ごせるのが強みではないでしょうか?
滑り:バイシクリよりは滑らないけど、しっかり滑る
BICYCLEがサラッと滑るに対して、メテオリックはヌルヌル動くって表現があっているかと…
この独特のヌメリのためかカード同士が擦れる音が少ないので、パスをする際の静音性には優れており、個人的にかなりポイントが高い部分です。
ただ、このヌメリ感が未だに慣れず、バイシクルのほうが好みではあります。
硬さ:やや硬いかも?
柔らかいと評されていますが、BICYCLEよりは硬い感じがします。
TWPCCにしては柔らかいのかも知れません。
コシ:あまり無い気がします
コシを弾力性とした場合、BICYCLEと比べ反りが残りやすいので、コシは弱めだと判断しています。
ウォーターフォールシャッフル(マクブライド派です...)はやり難いです。
独特の滑りと相まってプレッシャー系全般をやる際のハジケ具合が足りないかなと。
唯一ルポールスプレッドはやりやすかったです。
勝手に沿ったりはせずに真っ直ぐな状態がキープされるので、日常的に使う時のストレスはあまり無いのが良いですね。
厚さ:バイシクルより厚い
厚いです。
厚さにも特にこだわりが無いのであまり気にするポイントはありません。
ただ…今回のファローシャッフル8回はこの厚みがネックでした…
結構な数トライして、ベストタイムが変わらなくなるまでメテオリックでやってからBICYCLEにスイッチしたのですが、カットのミスがかなり増えました\(^o^)/
BICYCLEでもベストタイムがほぼ変わらなくなるまでやったのですが、これ日を改めたほうが良かったかも知れませんね(^ρ^)
ファローシャッフル:やり難いです。
これまたBICYCLEとの比較ですが、滑りとコシの無さが相まってやりにくですね。
ファローに手間取るのは、ネモニカ大好き人間の私としてはシンドいです。
ファローのかみ合わせが悪いというよりは、その後に差し込むのに問題が出るので、ファローを連続でやらない人には良いかもしれません。
かみ合わせ自体はBICYCLEよりやや良い気がするような?ってくらいです。
裁断:良い
これはよく言われていますが、裁断は良いです。
裁断が良い利点は、ファローシャッフルというよりは、ダブルカードの時に境目が見えにくいことだと思っています。
コシの無さ故か変な反りが付かず、尚且つ裁断が良いのでダブルカードの扱い時に強さを発揮します。
耐久性:不明
TWPCC製は湿気に強いという噂ですが、強いだけで湿気の影響はモロにウケるような?
耐久性についてはぶっちゃけ分かりません。
私は手のコンディションや、普段使う技法、ルーティン的にカードが比較的長持ちするほうです。バイシクルで大体3ヶ月〜1年位は普通に使える状態が維持されます。
(練習用は別で、ガンガンに消費していますが…)
総評:普段使いをするならかなり良いが…
ここぞ!という場面というよりは、普段使い用に良いデックだと思います。
仕事では使いませんが、少し出先でマジックさせられそうだな…みたいな時に取り敢えず持っておくと助かるデックということです。
日常でやる場合は、いちいちギミックデックやスタックデックを使うより、レギュラーでサクッとみせしまうのが楽です。そんな時に強さを発揮するデックだと思います。
まぁ…普段デックを持ち歩かない人なので、たまに気分で「今日は持っておいたほうが良いかな?」って時に候補に上がるということです。
(レギュラーデックがコレ以外に無かっただけという理由もあったり無かったり)
ただですよ…
自分で買ってないので知りませんでしたが、これ結構良いお値段…ry
(書いてる途中でプレイフェアのサイトをみて説明と価格を見た人)
恐らく自分では確実に買いません(ぉぃ)
価格を知る前に普段使い用のデックという結論が出てしまったので、この値段はちょっと無理という感じです(^ρ^)
高いと言っても道具の中では比較的チープな方ではあるのですが、メテオリックに限らずチープな印象しかないデック類にここまでの価格を出す気にはなれないってのもあります。
最後に、これはあくまで私一個人としての感想です。
また私はガチガチのスライト勢ではありませんしフラリッシュもしません。
やるカードマジックもオーソドックスではありますが、ネモニカをベースにしていたりやや特殊なのも多いので比較対象としてはあまり適切ではないという自覚はあります。
スライハンド大好きな人、或いはフラリッシュ勢がレビューをしたらまた違った意見が出るかと思います。
(JEAN)
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