得意な技術について、ルーツとか
よく考えたら、こちらのブログに移ってきてからあまり自分のことについて書いてないなと思いました。
ということで、特技とそのルーツについて話そうと思います。
とりあえず、他の人より上手いと言われる技術は以下の3つです。
コレは自分での評価ではなく、他人からの評価ですよ?
・クラシック・フォース
・サイコロジカル・フォース
・催眠術
以前にも書いたと思いますが、私自身はマジック歴の半分くらいが海外で、しかも周りに全くマジシャンが存在しないという特殊な状況にいました。
特に、クラシック・フォースに関しては、入門書に書いてある技法だったので、誰でも出来ると思っていましたし、自分ですら8〜9割成功するんだから、本格的にやってる人は更に上手いだろうと思っていた時期すらありました。
サイコロジカル・フォースは私の言うメンタル・フォースも含めて、「都市伝説だと思ってた」と言われるくらいなので、一応特技に入れても良いかなと思っています。
これに関しては、催眠術をやるようになってから上達をした部分もありますが、一応催眠術をやる前からも一部のサイコロジカル・フォースは普通に出来ていました。
で、催眠術です。
これが一番最近に覚えた技術ですが、知識自体は10年以上前からあったので、日本に帰国…ではなくて、東京に引っ越してきてから試す機会が増えたのでやるようになりました。
エリクソンに関する知識については、ここ4年位で知ったもので、元々の専攻にやや近い分野だったことが興味を持った要因です。
ただ、最初に読んだ某林さんの本は、今見ると分かりますが、理論とか結構めちゃくちゃななんですけどね…きっかけにはなりましたが。
この3つが割りと得意な理由を自分なりに考えた結果、思い当たるものがあったというのが今回の主題です。
恐らくですが…一番効いたのは…
海外生活
ですね(゚∀゚)
親の仕事の都合で、11年ほど海外で生活していた時期がありました。
それ以前に、母親がまず日本人ではないので、小さい頃から海外に行く機会は多かったというのもあります…それももしかしたら関係あるかもしれません。
そして、海外生活の初期くらいが特に効いているのだと思います。
ある日突然、言葉が通じない知らない土地に放り込まれるという状況で、私が意思疎通をする方法は1つしかありません。
身体言語!(゚∀゚)
アイ・コンタクトや表情、身振り手振りで情報を伝達するしか無かったわけです。
お陰で、特に何も言わなくても相手が何がしたいのか大体がわかりますし、逆にこちらも何も言わずにちょっとしたジェスチャーで伝えれるようになったわけです。
こういう経験をしたことがある人はかなり少ないはずなので、私と他の人を分けるとしたらここしか無いと思います。
私の持論の1つにこういうものが有ります。
「相手に伝ようという意思さえあれば読み解くことが出来る」
世の中には絵を描いて当てるというゲームが有ります。
「お絵かきの森」や「ピクトセンス」が有名ですね。
これ、一緒にプレイしてる人からは「エスパー」と言われたり、場合によっては線が3本引かれた段階で分かることもあったりと、周りの人がドン引きするレベルで得意だったりします。
自分で全く体系化出来ていませんが、人は何かを伝えようとする時には結構似たようなパターンがあると感じています(言語体系が違くとも)。
強調したいものが分かれば、後はそこから予測して、それを少しずつ確認すれば答えにたどり着きます。
また、相手の身体表現を読み取れるということは、伝えたい時に自分がどんな身体表現をすれば良いかが分かるということです。
よく周りから「人を見下した目をしている」「嬉しそう」「ムカつく顔をしている」と言われますが、大体それらは自分で意図してそういう感情を表していることがほとんどなので、割りと狙い通りに出来ているな…と思っていたりします(゚∀゚)
ある種の訓練として使えると感じていますし、割りとオススメです。
クラシック・フォースをする時に気をつけるポイントは、相手の動き出しのタイミングを見極めること、或いは相手の動き出しをコントロールすることです。
どちらも身体表現から読み取る、或いは身体表現で合図を出すと言うとが出来ます。
サイコロジカル・フォースも同じく、ジェスチャーを使うパターンが多いのですが、視線の誘導だけでも出来たりします。
最近出したレクチャー『One-fifth』にもチラッと視線でやるサイコロジカル・フォースについて触れていたりします。基礎とは言えないので、具体的には説明していませんが、「こういうのもありますよ」という紹介みたいな感じで載せています。
更にダレン・ブラウン的な「メンタル・フォース」はジェスチャーとそれをやるタイミングがかなり重要になってきますが、そういのが得意なので...ry
そして、催眠術についても海外生活が結構生きてるなと思います。
マルチリンガルなので、日本語にはない音も発音できますし、中国語も話すので声調(四声)を意図的に変化させることにも慣れているわけです。
んで、これがエリクソンの技法にアナログマーキングと言うものに生きています。
(名付けたのはリチャード・バンドラーで、正確に言うならNLPの技法ですね)
簡単に言うと特定の単語だけ微妙に発音を変えるという手法です。
通常の発音から少しだけ外すのに、僅かにイントネーションを変える、音程を変えるってのが自由にできるのはかなり大きいと思います。
言語によっては破裂音と非破裂音をきっちり分けて発音する必要がありますし、アクセントがあったり声調があったりで、特定の音だけを強調したり、逆に弱くしたりするのも、言い方は変ですが慣れています。
それに非言語情報に対して敏感なので、相手の状態の変化に気が付きやすく、更に有効な言葉の選択が出来るというわけです。
他の人が催眠術をしているのを見ると「もっと強く言ったほうが良いのに」とか「少し圧が強すぎる…」「たぶん伝わってないだろうな…」ってのがあり、勿体無いなと思うこともよくありますし、それを見て学んでもいます。
結論:言語/非言語の伝達手段が海外生活で強化されたのが原因
あくまで予想ですが、これが全てだと思います。
他にも考えられる要素は、経歴の話をしなければいけないので省略します。
あぁ、それともう一つありました…
我が家はクリスチャン家系なので、小さい頃からよく教会に連れて行かれてたってのも大きいと思います。
教会は老若男女、職業、背景が違う人達が、同じ信仰によって集まる場所です。
そこで小さい頃から色々なタイプの人間を見てきましたし、父親が転勤族で小さい頃から引っ越しが多く、更にその時に住んでいる地域の教会に行くので、一般的な日本人よりも遥かに多くの人と接触があるのだと思います。
幾つかの特技は、育ち方が特殊だったことによる可能性があります。
ただですね…全く参考にならなかったと思いますが、ネタがなかったので今回はこういうテーマで書いてみました。
ちょっとしたお知らせですが、ブログの更新頻度がまた少し下がります。
現在周6で更新しているのを、段階的に頻度を落として週4にしようと考えています。
流石にネタがほんとに尽きかけているので、間に休憩が欲しくなってきました(゚∀゚)
私自身の負担を減らすという理由もあって寄稿者を増やしているのですが、現在機能しているのは2人だけという事態になっていますし、他の人達が書けない&私自身もそんな頻度では書けないということで、更新そのものの頻度が落ちそうです。
他の人達が当初の話通り月2くらいで書いてくれると良いんですけどね…
それか寄稿者が増えるのであれば、更新頻度はまた上がります。
ちなみに、今一番欲しい属性は「完全な素人」です!(゚∀゚)
(JEAN)
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