レビュー:iCANDY
やぁどうもおはようございます月ノ風です。
寒くなってきましたね・・加湿空気清浄機とオイルヒーター欲しいなって
オイルヒーターあたたまるのに時間がかかるらしいですけど、タイマー付きのやつにしたらいいじゃんって
さてマジックの話
私最近やっと一つの課題が終わったなって感じたんですけど、まだ問題があって、そのうちの一つとして私がレパートリーにしてるマジックは殆どが重たいってのがありましてね。
過去に出した上質と手軽さの話でいえば、上質側のばかり
手軽ってのがあまりなくて、でも実際使いやすいのはこっちのはずなんですよね
そこを解決できるもの作らんといかんなぁと
他にもまぁ自分が演じる「手軽」に求めてるものは色々あるんですけどそれはまぁおいといて
どういうものが手軽なものなのかなっていう刺激をまず受けたいなと
そこで今回のこちら
iCANDY
結構有名な作品だと思ってます。どうなんでしょう。
実践的なマジックということで、イギリスのプロマジシャンが実際にバーやレストランで演じているマジック集ということです。
そういう場で磨かれたマジックということなら軽さも磨かれてそうよなと
レビュー
作品数が多いので気になったのを抜き出します。
どれも確かにサッと演じるという点に置いて中々いいもの達でしたけど、ちょっと無理あるよなっていうのもありました。
なんというか、気にしない人は気にしないんでしょうけど、導入はどうしたって感覚があります。
:Scoop
このDVDの中で、個人的に一番いいなと思ったのがこれです。レギュラーで演じるアニバーサリーワルツ。
まぁ、現象がいいのでね、大分贔屓してますけど。手順としても明らかな矛盾ってのが生まれないようにしてるんやろなってのがあって、その点も評価できます。
ただ、もっとシンプルに出来んかねって感覚もあるので、ちょっと考えてみたいところ。割と手もデックも動きが多いので脳の処理を置いていく感じがします。
:Coins/Ring/Purse
パースの中のコインと手の中の指輪が入れ替わる現象
意外といいです。なんだろう、うん、意外と。手順はあまり綺麗じゃないけど最短ではあるなと思うし、現象もただ演じると弱いけど驚きはする。クイックに演じられて現象がおきるという点では中々の物です。
普通に見たら「えぇー」ってなりますけど、妙に尖った部分があるというか、活きる場面がありそうな感じがします。ただポケットマネジメント的にあんまりよろしくない
:3C
3枚のコインで演じるミスディレクション系ルーティン
私は演じることができませんが、コインを愛用する人でテーブルホップとかしたいって人にはいい手順なんじゃないでしょうか。ちなみに貝殻使います。
あの、ソルトシェイカーのやつあるじゃないですか、名前忘れたけど単体売りされてる奴。ナイフをウォンドみたいに使ってる奴。あぁいうのが好きな人に良さそう
:Kick Back Kings(Kicker含む)
選んだカードが入れ替わったりなんだったり(キックバックの説明を諦めた人)
これ、個人的に微妙だなと思ってたものですけど、考えたら私似たものをレパートリー入りさせていて…アンリアル(ジョシュアジェイ)にあったキングスロールオーバーって言うんですけど
それと比較するとこっちのが楽だしやりようによってはもうちょい装飾できそうだなと
なんで微妙だと思ったんだろうなって考えると、軽いセットが必要になるテンポ感なんでしょうね・・まぁ改善できるはず、ちょっと考えたいところ
現象としては驚かせることはできるなと思います。
:No Moves Coins through Table
コインズスルーテーブルですけど、ちょっと毛色が違います。
これ、「え、このDVDの割にすごそう」って思ってました、やられましたね・・
はたしてこれをやるかといわれるとやらないだろうなぁ・・とおもいますけど、でもちょっと面白い手法です。ちょっと懐かしい気持ちになる引っ掛け方でした(始めたての頃にネタで近い話をしてた)
ちなみにですけど、大層な手法期待してはいけません、人によってはゴミ扱いするであろう手法です。
:Vanishing Point
テーブルに置いた二枚のカードが消えて、デックの中で客が選んだカードをはさんでいるというマジック
個人的にこのDVDの中でいいなと思ったものナンバーツー
いや、この手のものはいくらかみかけたことありますけど、私が今まさに考えようかなと思ってる「手軽さ」のマジックに近いものだったので、参考としてよかったです。
それまではジェームズブラウンのサンドイッチ参考にしてました(ITHWICH)。どっちもカードを挟む瞬間を消しているんですよね。
このバニシングポイントは上手く体に馴染めば手軽で即興でできて中々よくなりそうです。ただ少し怖いとこもありますね。
一応改案的に紹介されてる奴はそこを解消してますけど、それはそれでインパクトが弱くなる・・まぁ、どうしたいか次第ですね・・
おわりに
本当に抜粋です。他にも使い勝手良さそうなのはありました。
ただ、個人的にそのエンディング過剰じゃね?とか、それやってしまうと直前の演技潰さない?とか
構成的にどうなんだろって物が散見されました。
まぁ、インパクト重視ってことなんでしょうね、構成なんて吹きとばすんやって
それはそれでいいんかもしれない、ライトにやるならその分注意深く見ずに気にならないだろうし
実際、「手軽」なマジックというのは驚かせることに比重が傾いているなと思っていて、それはそれで役割はたしてるよなと思います。
個人的にはそこでとどまらせたくないのでもうちょっと考えますけど
このDVD、そのまま演じようってのは…まぁためしにバニシングポイントやってみようかなくらいですけど、刺激にはなりました。
「いやぁ・・やらんな・・」って感じのものではなくて、私の好みではなかったというものが多く、違うキャラクターで演じる人は気に入るものがあるかもしれない。
ホッピングをこれからやりたいって人は見てみてもいいかもしれない。
さぁ、締めますか
実は既にモアアイキャンディ持ってるのでこれみるのもいいよなと思ってたり
とりあえず手軽にできるネタが2~3欲しいので、手がる系(スライト系?)の奴みたいなとはおもいます。
ではではまた次回
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