レビュー:KLINK

やぁどうもおはようございます月ノ風です。

最近ちょっと運動を生活に取り入れてみてます
まぁほんとに軽いものなんですけど、それでもちょっと体調変わるなぁと
人間多少は運動せんといかんなぁと・・

さて今回はちょっと前に書いてたリィンカードネーションの流れを汲むものです。
クリスさんのKLINKという作品です。

KLINK

リィンカードネーションの人が発表した、カードのリンキング現象のマジック
2枚のカードの真ん中をくりぬくように破りカードで輪をつくり、その二つの輪をつなぐというものです。

そしてこの人はレギュラーへのこだわりでもあるのか、なんと手渡せます。
まぁリンクした状態で手渡せるという意味ではないんですけどね。このあたりで手法にあたりがつけられる感じですが

レビュー

さてこの作品、リィンカードネーションのように手法が練られているなという印象で、中々いいです。
しかし難易度が結構上がってます。リィンカードネーションは上手くやるため練習が必要でしたが、この作品はまず成立させるために練習が必要です。
あと英語が理解できない勢なので・・語られてるんだろうなとは思いますけど、実はデザインの問題で出来るカードが限られてます。よく言えばそれだけの工夫があります。

レギュラーではじめられて終わった後に手渡しができるという点は純粋に良いなと思います。ただこれ難しいです。
単純にハンドリングに慣れるだけの話なので難しいといっても高が知れてますけど、消耗していくのであまりカードのストックがない身としては練習の量を増やせないという・・

それなりに角度に気をつかうところがあって、みせかたとしてもやや難しいところがあります。これもまた対処は楽なものなんですけど、慣れるまでは失念しがち

中々いいとは思いますけど、この現象に価値を見出せなければあえてやる必要もないかなとは思います。
このマジックの最大の弱点は繋がった状態で手渡せないということでしょうか・・レギュラー即興でやる以上逃れられない制限ですけど、現象的に形状としての不可能性を見せる以上、検めなしでいくには信憑性の獲得が辛いです。流れでリンクの解除までいってしまわないと困ったことになります。別に対処はできるでしょうけど、なんかしらで「逃げる」ことになります。構図としてよろしくないので指摘を受けること自体避けたいんですけどこれに関してはそれがやや難しい

私は別にやらなくてもいいかなくらいに思ってます。でも知っててもいいんじゃないかなと思う作品です。

 

さて、このKLINK、実は私にとってのメインは違うところにあります。
このDVDのボーナストリックとして、リィンカードネーションのバリエーションがあって、それを見たかったんですよ。

手順としてはほぼ同じでカードのピースが復活していきますけど、最後カードが復活したらいつの間にか違うカードに変わっているという現象です。
これはなるほどなぁと思いました。手順の特性を上手く使ってると思います。他のTnRとの差を広げる上手い改案というか活用方法です。

リィンカードネーションの弱点は最後検めができないというものでしたが、カードをスイッチするので当然手渡しができます。
そしてレストア部分の手順上最後の一欠けらまで検めができます。つまり直前まで違うカードであることの確認をして貰えます。
更に、レギュラーでやるので即応できる、要はルーティンに組み込みやすいです。

カードをスイッチするので、サインカードを使うマジックをしてサインありのカードを作っておき、他のカードでリィンカードネーションをして最後サインカードにすりかわっているという流れが作れます。

リィンカードネーションの弱点を解消して、特性を活用することで印象を強めるという、相互に影響しあって強化されてるので単純に上手いなと
あとは、なぜ復活したらカードが変わってるのかという部分を埋めればさしたる弱点のない良いバリエーションだなと思います。

 

おわりに

ボーナスがメインです()

KLINKの方も並み以上の作品だと思うので悪くはないんですけど扱いづらいというのが個人的にはネックです。

ボーナスのバリエーションの方はマジックの流れに組み込むならいい形です。ただまぁ、単発でやるなら2枚のカードにスポットライトを当てるってのがやや面倒です。
まぁそこはストーリー次第ですけどね・・私は別にそんな気にしなくてもいいかなと思ってますけど、基本的には意味のある2枚にした方がいいと思うので

 

さて、次回はまた未定なのでなんかしら見ておきます。
セールされてたからちょっと買ったんですよね・・DVD・・新作ではないんですけど

観られるかな!どうだろう!
ではではまた次回

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