レビュー:ネモニカ・ミラクルズ1章
やぁどうもおはようございます月ノ風です。
ブラックフライデーが近いという事で何か買おうかなぁと思ってるんですけど、やはりマジック系が良いんだろうかね
いうて現状そんなに欲しいのないというか、買うより作るほうに力入れるべきだろって思ってるんですけども・・
そういやレクチャーは出来てません。というか動かしてもない。待ってる人がいるかは知らないけども進捗ダメです。
なんというか、OOTWのは気に入ってはいるけど発表するほど価値がある構成してるかね?っていうのは思うんですよね・・
個人的には中々の出来ですけど、いうて飛びぬけてはいない、バリエーションの範疇という感じ
まぁ、3段構成の内の2段目が詰め切れてないのでここにクリティカルな手順がハマれば書こうかな感。ぶっちゃけ何やってもいい部分なんですけどこだわれるところはこだわりたい派
さて、今日はね、ついに手を出してしまったかってシリーズに踏み込みます
ネモニカ・ミラクルズ
きてしまったな・・このシリーズに手を出すときが・・!
パストミッドナイトみようかなとかいってたじゃないですか、面倒でした()
このシリーズ、マヌーヴァさんから日本語字幕付きで3巻組で販売されてるわけですけど、元は5巻のビデオだったということで、私のレビューも5回に分ける予定です。
とりあえず作品集なのでパパっといきたい所存
レビュー
プレディクション
一枚だけバックデザインの色が違うカードを卓上に出し、予言のカードであると説明します。その後客にフリーコールしてもらい、置いてあったカードをめくるとコールされたカードと同じで、この予言はいつも成功すると言って終わるマジック
現象は極めてシンプル。この説明だけではそんなことできるんかよってなるでしょうが、まぁ書いてない動作がありますんでね・・
しっかりとカードマジックです。まぁ要は仕掛けと技法を使います。ただそこに対する追及をギリギリ躱すような仕組みでシンプルに仕上がってる手順です。
まぁ、私はあまり好きではないですね・・というか予言という物があまり好きではない・・語弊があるな、そんな小さな規模でやるような現象じゃないだろ感が違和感として残ってしまうのであまりシンプルにやるのもどうなんって思ってしまう感じ。
とはいえこの手順自体が悪いとかではないです。強度としては微妙じゃないかなとも思いますけど、これくらいのマジックはよくあります。手軽かつシンプルで愛用する人がいても全然おかしくはない出来。
テレスコピック・コインシデンス
二人の客に対して演じる物で、一人の客にデックの半分からカードを一枚見て覚えてもらいそのパケットを渡します。もう一人の客にもう半分のパケットを渡しテーブルの下でカット等の操作をしてもらって一枚引いて覚えてもらい好きなところに戻してもらいます。その後それぞれにパケットを持ってもらい同時にカードを一枚ずつ配っていってもらい、演者がストップをかけたタイミングで置かれたカードがそれぞれの覚えたカード
なにこの長い現象説明
カードを見つける・カードを当てる・偶然の一致
本来同時に違う現象を起こしてはいけないというセオリーを無視するかのようにこの3つの現象を達成したかったという意欲作らしいです。
ちなみに私はあまり好きではないです。
確かに不思議なことは起きてますけど、その不思議を支えるのは何?っていうところが不透明でもやっとします。見た目上の演者の干渉が弱すぎる。「偶然」はエンタメなのだろうか・・それなら「偶然を引き起こす人」をアピールしないといかんのでは・・
あと、現象が起きるタイミングをずらすことに成功したって言ってますけど、まぁ、それを現象としてカウントできるのは貴方だからでは・・?という感じ
オール・オブ・ア・カインド
客に一枚カードを選んでもらい見ずにポケットに入れてもらいます。その後、同じ数字の他のカードを三枚見つけると言ってスプレッドしながら確信をもって3枚のカードを表に向けていきますがどれもバラバラ。仕方なく客のカードを出してもらい、そのカードでおまじないをかけスプレッドすると、3枚のカードが同じ数字のカードに変化しているマジック
現象自体は好きです。これはやってみたい。ただ、その前段階の3枚外す部分が私のキャラクター的にとても難しい。
やるならちょっと考えないとなって感じですね・・ただ、良いマジックだと思います。ストーリーラインがドラマチックでよき。
問題点としては難しい(ネモニカをちゃんと実用レベルで覚えてないとできない)なってことですかね・・
カルテット(ネモニカ学習帳で学ぶと良き)できるようになったほうが良いです。
アンサリング・コンピューター
客が紙に書いた内容を、カードが当ててしまうマジック。
客にカードを適当な枚数持ってもらい、演者がYESかNOで答えられる質問をして、カードを配ってもらい赤ならYES、黒ならNOと答えてもらいます。
それを繰り返すことで紙に書かれたものを当てるということです。
えぇ・・まぁ・・ネモニカを使うんですよ、そういうことです。
これ結構しんどいと思いますよ実際にやろうと思ったら
私はちょっとやろうという気にはならないですね・・
別案としてあみだくじのような迷路を進むというものも紹介されていました。直進するか曲がるかみたいな事です。要は二択を繰り返すものなら何でもいいって事だと思います。
当人が面白い現象だって言ってました。まぁ確かに中々見ないマジックだなとは思いますけど、これを面白くできるのはあなたのキャラクターもあると思う・・
エブリシング・イン・オーダー
色んな混ぜ方の紹介をしながらいくつかの現象を起こしたのち、すべてのカードが順番に並んで終わるマジック
この1章の目玉でしょう。現象説明が簡素ですが、実際のインパクトは大きいマジックです。
幾つかのマジックをしている中で何度もフェイスを見せてますし、混ぜる動作も行っていますが、最後にカードが揃っているというのはカードマジックでショーを行う上での一つの目標だと思うんですけど、このDVDを見るとそれができます。
私はあまり好きではない手順ですが、それでもこのマジックは価値があると思います。ネモニカというスタックを学ぶことの一つの理由になりえると思うくらいには。
これとユーフォリアをみて独自の手順を考えてみるってのもネモニカの楽しみ方としてよいのでは
おわりに
いやぁ・・なんというか、教材という感じがしますねこのDVD
レパートリーになるかといわれたらならないんですよ、いや、単純に好みの問題なんですけど
でもネモニカでできることの幅を見せてるみたいな捉え方をすれば何も文句はないんですよね・・
ネモニカが52枚全部揃ってなくてもいいっていうのも既に出てますしね(どれかまでは言及しませんが)
なので、私の感覚としては、紹介された物をそのまま使うのではなくて、自分に合わせて作り直す素材が提供されているDVDという感じでした。とりあえず1章に関しては。
次は2章ですね・・1章より収録時間ながいんだって・・へへ・・
まぁ次回は2章の予定です。
ではではまた次回
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