レビュー:ネモニカ・ミラクルズ2章
やぁどうもおはようございます月ノ風です。
いよいよ寒くなってきましたね・・朝の出勤時に手が冷えるようになりました。手袋を買わなきゃって毎朝思ってる。帰ったら忘れてる。
手袋ってつけると指先冷えません?欲しいとは思うんですけど手袋ちょっと苦手なんですよね・・
さて今日もネモニカミラクルズのレビューですよ(前回はこちら)
目次
ネモニカ・ミラクルズ2章
文章長くなる可能性あるのでさっくりレビューへ
レビュー
エニー・カード・コールド・フォー
デックを4つのパケットに分けてそれぞれスプレッドし、そこから1枚ずつ計4枚のカードを抜きだしてもらいます。その際、抜き出してもらう前に何が抜き出されるかの予言を見えるように書きます。4枚のカードが抜きだされ、それぞれ予言通りのカードであったことを示して終わるマジック。
一応大事なことなので書きますけど、4枚目は演者自身が選びます。
はい、これは中々面白いなって印象です。スタックを上手く使っているなぁという感じ。
予言を堂々と書けるというのは良いですね、「実は予言されていました」系の胡散臭さがないです。ただやはり、演技が重要な手順だなって感じですね・・私が苦手なタイプの演技が必要なので中々やってみようとはならないです。あと最後のムーブがちょっと怖いのでやるなら割と細部までこだわって練習したほうが良いです。
とはいえ面白いとは思うので自分なりにできそうならやってみたい作品です。
エニー・カード・アット・エニー・ナンバー
タイトル通りです。スタックで解決します。
スリーカードルーティンズでちらっと触れたような気がしますが、AACAANはこれに一工夫加えたという感じです。AACAANよりも直接的かつスキルフルな感じがするマジックです。事前の準備が要らない(スタックを組むのは別として)のでスタートが楽なのはこっち
カード・コールド・フォー・トゥ・ポケット
選ばれたカードがポケットから出てくるマジック
それ以上でも以下でもないって感じ()スタックなので何言われてもできますよって感じですかね・・DVD内でも解説がほぼなかったです。
ア・スター・イズ・ボーン
客が選んだカードを他の客が当てるというマジック
これねぇ・・演出がめっちゃ好きなんすよ・・ほぼパクリたいまである。私好みのスタイルです。
まぁ途中の客いじりとかはマネできる気がしないんですけど、導入部分はそのまま使いたいくらい。
マジックの構造的には割かし力業のようです。説明の出来ないトリック系の感じですね・・殆ど解説なかったもの・・
パターンによって違うんやろなぁという感じの物ですけど、演技映像の解説をしただけで他のパターンに関してはノータッチでした。割とグッドパターンでしょそれってところで終わってます。それで出なかったらどうしてたんすかって感じです。
ただ、途中挟んでる動きは中々良いなっていうのがあって動きのレパートリーに入れておきたいものなのでそこもよかった。
演出の刺激とそのムーブで個人的には好評価です。ただこれ、演者の対応力がほぼ全てなのでお勧めはしがたい。
カム・アンド・ゴー
パケットからカードを一枚選んでもらい、見えない糸に巻き付けるジェスチャーをすることでパケットから消します。同じように2枚目も選んでもらいますがそれも消えます。
その後、2枚が空中から出てきます。
これ中々面白いです。マジックの現象としての強度は微妙な線ですけど(似た路線でもっと強いのが他にある)、構造が面白いというか私では思いつけないだろうなって感じです。
やや不自然さはありますけど、なるほどなぁという感じ。このムーブは何かを考える時に使えそうな気がします。
このマジックも結構な演技力が必要というか、マジックの味付けのようなものが必要(ないと現象の割に退屈)なので、ここをどうにかできる人には良さそう。
ジャンブル・ディビネーション
カードを表と裏で混ぜ、客に適当な枚数をとってもらいます。演者は見ずにその枚数を当て、表と裏が何枚ずつあるかを当て、最後に全てのカードを当てます。
おぉ・・なんという力こそパワーなスタックの活かし方・・
これもスタックの使い方として中々面白いです。
現象も中々上手いなって思ってて、まぁ最後全部のカードを当てるので、例えば前段階がスペードが何枚かを当てるとかだったら、最後のをやると結局全部わかってるんやないかってなるんですけど、この作品は段階として問題がないので良きです。
私は単純にこういう読心系をやらないのでレパートリーにはならんやろなぁとおもいますけど、こういうのが好きな人には良い作品だと思います。あとはやはりこの手の現象は演技力が要りますね・・
演技中にスタックの上半分をセットする方法
タイトル通りですね、デックスイッチをするのではなく、バラバラになってるカードを半分スタックするためにどうするかっていう内容です。
既視感ある。ユーフォリアで似たようなの見た。まぁこっちのを元にして作ったんでしょうけどもユーフォリアのは。
あと書籍の方にもっと色んな手法が載ってるらしいです。気になる。
ライジング・カードについて
ついてというか・・まぁこういうやり方があるよという紹介みたいな感じですね。クリーンさという意味で良いです。本当にデックの真ん中から一枚のカードをあげられます。この手法自体はありそうというかその仕組みの奴は他のマジックで見たなって感じですけど、スタックだとよりクリーンにできるよって感じでしょうか。
おわりに
1章より内容が多いので駆け抜けましたけど、意外と何とかなったな・・まぁ、本当に感想を書いただけってのもあるんだけども()
この2章はひねりがあるというか、面白い造りだなって感じる物が多かった印象です。「カードの位置が分かる」という特性を活かしている感じの作品たちです。
今ちょっと眠いというか仮眠によって脳がやや動いてない感じがあるので深く見れてないですけど、どう考えたら似たような手順に至るだろうかを考えると学びになりそうです。
しかしやはりタマリッツさん演技がすごいわ・・キャラクターの強さでもある・・
この演技ありきの進み方してるものもあったりして、真似できねぇ・・ってなったりもします。マジックとの関わり方の違いを感じますけど、でもこれもまたマジックよなって感じ。(?)
はい、締めましょう。眠さにより誤字脱字が多そうだ・・
次回は順調にいけばネモニカの続きです。5回は書くと思うのでね・・(内容が多くなる場合はさらに分けます)
ではではまた次回
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