レビュー:ソルト&シルバー

やぁどうもおはようございます月ノ風です。

以前ハーフダラー買ったっていったじゃないですか
もっと大きいのも買ってみました。ガチ勢ムーブ

そしてフレンチのモルガンレプリカも買ってみました。すごいねこれ・・コスパすげぇ
今はパームすらできないのでコインを手になじませてる時期です。とりあえず音を使うやつやりたいので良い資料あったら教えてください

 

ソルト&シルバー

コインを始めたということでコインのDVDもちょっとずつ増やしていきたいところ
そしてこちら、ソルトアンドシルバー
フレンチドロップで結構評価の高い作品です。

ソルトシェイカーとナイフとシルク(ナプキン)とコイン3枚で行うミスディレクション系マジックで、なにやらレストラン系でもできるよとのことで・・

レビュー

塩を片手に振りかければコインが現れ、コインを握った手をナイフでこじ開けるように差し込んでいくとコインが消え、いつの間にかソルトシェイカーの上にコインが乗っている。
こういう流れが続きます。シェイカーの上か下かはばらつきありますけど。(ナプキンの下もある)

先に総評を書くと、微妙です。

 

まぁまず良い点を書くと、演者の負担が少ないことですね。ミスディレクション系はやはり怖いところがあったりしますけど、見られたくない部分のカバーを物理的にしつつ進行するのでバレにくくなってます。
そしてそれは、精神的な負担が少ないということです。
この手のマジックを初めてやるという人にもいいかもしれません。

さらにいうと、必要な技法が少なく、基本的にイージーです。手の技術面では練習期間が短くて済むと思います。
道具も簡素というか仕掛けのあるものはいらないしちょっとしたセッティングはいるけど目の前で即座にできる物なので即興性があります。

 

さて・・そのうえで、何が微妙なんやと
実のところ私あまりコインの事を知らないのであんまり語るための基礎がないんですけど、個人的にこれ、私の苦手なタイプの演技なんですよ。
まぁ、要は客は得をしない演技です。

意表を突かれるというか、「気づけてもおかしくなかったのに!」と思わせて驚きを引き出すタイプなんですが、これ不愉快じゃないですか?からかわれてる感じしません?

ミスディレクション系は反応を引き出しやすい分野ですけど、扱いを慎重にしなきゃいけないと思っていて、このソルト&シルバーは現象の見せ方が私的にはアウトなやつです。

ちゃんとした構成がされてるとは思います。計算されていてやりやすいだろうなと思います。
それでも、マジックを何のために演じるのかという、核になるべき部分で認めがたいマジックです。

要は演じ方を変えたい。
ただ、ちゃんと計算されて組まれてるがゆえにそこを弄るなら他の部分も弄ることになる。
そういう惜しさがあって、総じて微妙という・・

ちゃんと組まれてるけどそうじゃないんだ感・・シンプルにこの人と見てるところが違う・・設計思想の時点で合わない・・

 

客を翻弄したいんやって人には良いと思います。難度は低いし複雑な手順もないです。
あぁただ、塩めっちゃまき散らすので演じられる場が限られてますね・・実際の塩を利用して組まれてるので、塩を出さないようにして演じるというのは難度が上がります。(ちゃんと考えてないので組みなおす難度はわからない)

レストランで演じられるとは言うけど、いやぁ・・そんな散らかしていいとこあります・・?って感じ

おわりに

悪くない・・マジックとしての出来は悪くない・・でも演じたいとは思えない・・
そういう悩ましい作品でした。

演者自身に高い価値があればいいと思いますけどね、このマジックを見る事が出来たということ自体に価値があるなら。
ただ、そうそうそんなことないと思うので微妙と言わざるを得ない。

これは本当に好みの問題だろうなぁという感じがする。こういうのを好んで演じる人もいるやろなって感じ。
なので、ミスディレクション系で割と簡単にできる物を求めてる人は見てみるのもいいかもしれない。
ただ、そのまま演じるのはやはりちょっとお勧めはしがたい。少なくとも塩をまき散らすのはなんか対策したほうがいいと思う。

私も演じ方が気に入らんのであって、結構いじって好みの形にできそうならこの作品のアイデアを借りるかもしれない。
それを考えるだけの基礎がないので今は何とも言えないけども・・

 

はい、締めますか
今後もコインのを増やしていきたいところだけど、なんせコイン歴が1週間、しかもパームの練習してるだけでなんの手順もやってない。
コインをやる人としてのレビューには暫くならんのだろうなという感じがする・・まぁ、ちまちま進めていこうと思います。

ではではまた次回

関連記事

コメント

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。