レビュー:ラン・サイレント、ディープ・ラン 5/?
やぁどうもおはようございます月ノ風です。
新年になってから落ち着いてますけどどうですか世の接客業の皆さん
私のところは某ウイルスの感染者が近場で出たって事でざわついてます
あれよな、クリスマスシーズンではっちゃけた人が出てきてる頃ってことなんすよね・・?
引きこもりであるわしを見習えと
寝るかゲームするかしかしてないぞ
まぁこれから初詣でフィーバーした人たちも出てくるんだろうなという事でやばいなーって感じです
わしの職場人の出入り凄いとこにあるから・・そのうち感染しましたーとか言い出すかもしれん
こわやこわや
目次
ラン・サイレント、ディープ・ラン
はい、今日はいよいよ続きなんですけど、驚愕の事実、まだ半分終わってない
嘘だろ・・いや・・嘘だろ・・結構書いた気でいたよ・・
まぁ、やっていくしかないっすね、とりあえずこの2冊目は一応触れていくって決めたんだ・・
レビュー
Claude Imperiale 氏
-Silent Dice
二人の客に対して演じる物で、想像上の二つのダイスを振ってもらい、片方の客には奇数、もう片方には偶数を出してもらって進めるSR
他のと違って12まであるので専用のセットを覚える事になりますが、数字に一応の理由ができます。
当てるために客に質問をしていきそれで絞っていくという類の奴ですが、これが単純に私の好みではないです。結構露骨に絞ってるやんと分かりませんか・・?だとしたらSR法の部分でその数字とそのスートを組み合わせた理由が欲しいんですよ。何か演者以外を理由にしてできた組み合わせであるというアピールをしたい。
数字はサイコロで理由を付けたんだからそこまでやれよって感じがします。
効果は大きいと書かれてますけど、ちょっと実際にやってみて欲しい。読んだ分には致命的な欠陥が残されたままのように思う
-Silent Faro
SRで使うカードをファローでセットすることで見た目上ダイレクトな読心術をしようというマジック
ちょっと手順で書いてることを脳内で再現できなくてレビューしづらいところがあるんですけど、まぁやりたいことは言葉じゃなくてカードを見せて絞り込もうって話ですね。
まぁ、それだけの話なので演技面ではこれといって言うことないですね・・まぁファローでセットするのもちょっとしんどいし割と微妙かなぁとは思います。ただ、言葉だけで絞り込んでいくよりは見せ方の点ではスッキリしてるように思います。というか客視点では選択肢が多くて誤魔化しやすそうで割とそこは良いかもという感じ
Isaac Louie 氏
-Silence of the lambs
ショーで行うトスアウトデック的なマジック
まぁSRなのでトスアウト的なことをするひつようはないんですけど、代わりに行うアイデアは確かにちょっといいかもしれないなと思えるものでした。ショーで演じる時には気にしたほうが良いポイントなのかなって。まぁこれでなくても別にいい話ではあるんですけど、マジックと合わせたければアリって感じ。
で、このマジック、規模感とかは割と好きです。なんだろう、空間を使う感じが良いですね、大きな演技って言えばいいんだろうか
SRが口頭でできるという事を活かしていると言えますし、ランダム感も見た目上解決してます。
まぁ客がちょっと考えればわかりそうなダイレクトな解法なので怖いんですけど、少なくとも可能性があるマジックだと思います。あとSRのチョイスにもランダム感があれば実際に使えそう。まぁその時は他にも気をつけないといけないことがあったりはしますけどそれはまぁマジックとちょっと違う要素なので別という事で
Jason Messina 氏
-Waking Dreams
SRをカード以外でできないかと考えて作られた作品だそうです。
この演技では日記帳を使います。まぁ、カードじゃなくて日付を使うという事ですね。(とはいえ日付を書いたカードを演技上使うのでカード状の物を使わないという事ではないですけど)
物を変えるって言うのは良いんですけど、順番に読み上げてその中から選んでもらうという点がSRと変わりはなく、そこがダメなんだよなぁという気持ち
まぁでも、重要なポイントって規則を守るという事なので、ランダムに見える規則を用意しておくことである程度対応できるのかなぁという感じはありますね。それこそシャッフルコントロールするとか
試みは良いのかなと思いますし、解説にあるようにアレンジすることで見た目にも楽しめる演技にすることが出来なそうだなと思います。自由に設定できる幅がとても広いので、そういう意味では可能性が大きく広がっている演技といえます。
これも中々悪くない気がしますね・・事前の準備がとても面倒なのでショーでのパフォーマンスが多い人とかでないと中々コスパが釣り合わなさそうな気はしますけどね
そう、なんでショーに限定したんだって話ですけど、不思議なマジックかと言うと私の感覚ではそうではないんですよ。
私が評価したのは、舞台上に変化をつける理由にしやすいからで、そこで得られる効果を基本邪魔しないからです。マジック自体を不思議にしたければもうちょっと足りないですね・・こっちが用意したものを使ってこっちが提示した条件下での選択である時点でよくないですね。その中でどうしたところで全部対応できるんでしょと思われても仕方ないだろうなと思います。
なのでまぁ、基本ショーの規模でやって、マジック以外で効果を生み出す、もしくは他のマジックにつながる導入を仕込んでおくといった使い方をするために演じるのならアリかなという印象です。
おわりに
この感じでいくと次の更新でやっと半分に到達かなって感じですかね。
EMCやる時くらいかかるってことだ・・なんてこった見通しが甘かった。でも逆に言えばEMCくらいで終わるかもって事だ・・できそうな気がするよね。
今回はなんか、思ったより可能性のあるマジックがあったなという感じでしたね・・どっちもショーで演じる規模って事なので、結局SRはショーで演じるべき技法って事なのかもしれない・・
そうするとコンパクトにするにはどうするかってのが考えどころなんですかねぇ
まぁ、そういうのも今後あるかもしれないという事で期待しましょう。
ではではまた次回
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