レビュー:Torce Force by Jamie Daws
剣太郎です。
今回も日本未発売のマジック商品についてレビューしていきます。恐らく日本人のマジシャンの間ではあまり知られていない作品だと思います。他のマジシャンと差をつけるには良いトリックかもしれません!
※商品名は「Torce Force」と「The Torce Force」の2種類がありますがどちらも同じ商品内容だと思われます。
Torce Force
現象
紙の四隅にマークを描き、そのうちの一つをフォース出来るというものです。ブランクフェイスだけでなく名刺や付箋などの日用品でも演技可能です。
価格
千円弱
入手方法
国内のマジックショップでは取り扱いは現在のところありません。海外のマジックショップ「Full 52 Productions」や「Penguin Magic」で購入可能です。
良い点
- アイデアは無限大
- ノースライト&ノーギミック
- 紙とペンがあれば演技可能
解説では〇×ゲームを例にマークは2種類を使用していますが、これアイデア次第でどんなものでもフォース出来ます。マジシャンが観客をコントロールしたという演出にも出来ますし、応用は本当に無限大だと思います。そして私の大好きな「日用品」で出来るマジックでもあります。またダウンロード商品なので購入したらすぐに見られますし携帯に保存も出来ます。
悪い点
- 既存説
- 勘の良い観客はもしかすると気が付くかも(?)
- 解説は英語
まず既存説ですがこのマジックの考案者本人のサイトに”an incredibe new forcing method”と書かれていていました。しかし他のレビューサイトのコメントを見てみるとこのアイデアはすでに昔からあるメンタルマジックの本に記されているとありました。まあ私にとっては新しいアイデアでしたので関係はありませんでしたが既に知識のあるマジシャンにとっては既知のアイデアかもしれません。
次に勘の良い観客についてですが、これはもうマジシャンの演じ方次第です。マジックとして演じるのではなく一種のゲームとして行えば気も楽になるかもしれません。
また毎度のことですが日本未発売の商品のため日本語訳はありません。ご注意ください。
こんなアナタにおすすめ!
- 〇×ゲームに関連したマジックをルーティンにしてる人
- 奇抜なフォース方法を使いたい人
- その場にある道具でマジックしたい人
- 自分でアイデアを考えるのが好きな人
まとめ
基本的に私のお気に入りのマジック商品をレビューしているので、今回の商品もお気に入りです。私の好きなマジックのタイプは「原理は簡単だけど工夫・演出次第で面白くなる」やつです。シカゴオープナーなんてまさにマジシャンの個性が出る良い例ではないでしょうか。私は以前マジシャンのジキルさんに自分のシカゴオープナーのフィードバックをしてもらい、セリフや演出の大切さを学んだという経験があります。
是非皆さんも色々なアイデアで自分らしいマジックを編み出していってください!
では!
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