レビュー:Visions of WONDER 2巻
やぁどうもおはようございます月ノ風です。
トゥルーアクトが来年あるらしいということで観に行くか少し悩んでたりします。
大阪でもやってくれるなら観に行きますって言えるんだけど東京に行くのはなんというか、労力とかそこら辺が・・(怠惰
他にも楽しみがあるならもうちょい前向きになれるけども東京の事あんましらんしなぁ状態
行くかどうか・・果たして・・
Visions of WONDER 2巻
はい、宣言通り観ましたよ2巻
ただ時間に追われてる身なのでさっくり感は否めない
レビュー
エリザベスIV世
フィルムの中にある2枚のカードの内、1枚でも当てることができれば栄誉を、当てられなければ慰労に40ドルを渡すという演出で進む予言系マジック
仕込が必要なので私の感覚ではコスパが微妙ですけど、こういう現象のマジックをまさにやりたかったんだって人には良いと思います。
ゲーム風で、紙幣を使う失敗のない予言系マジック
客が当てるという事でフリーチョイスですけど、どのカードを言われても対応できます。
ルービック・カード
スート柄のダイスが複数納められた箱を見せ、組み合わせ次第で数字札のデザインならどれでも作れることを話し箱を閉めます。
その後、客にカードを選んでもらうと、箱の中のダイスが選ばれたカードの柄と一致する状態になっています。
面白いです。ただ、その道具ってどこで入手したらいいん・・?ってなります。自作するにしてもそのダイス見たことないんだけども・・いやまぁ探してもないけど
現象自体はコインシデンス系というか、まぁ一致系なので私好みで惹かれるものがありますけど、素材として「パズル」なので技術と魔法の兼ね合いに悩むところはありますね・・
あとはまぁ、規模感的に小ネタ感覚でやるものなんだろうなぁという感じ。現象自体は好みなのでこういう手法もあるか・・と、私は参考になりました。
Deja Revarse
2枚カードを選んでもらいデックに戻します。1枚目を表向きで出すと言って見事出して見せます。2枚目も同じように出すと言いますが1枚目のカードが表を向き、演者も困惑しながら繰り返しますがまた1枚目が表を向きます。ついにそれを破ってしまいますが、また1枚目のカードが表向きで現れ、破ったカードが2枚目のカードだったことを見せて諦めるマジック
んー、なんというか、意欲的な作品という感じですね・・手法がややしんどいのと、成立させるために演技力が必要です。いやまぁ、なくても手順自体はできますけど、この手順を淡々とやるとつまらない物になってしまうって事です。
何が意欲的なのかというと、客を引き込む演技とは何かっていう面です。
当人も語っていますが、表を向いて現れること自体はありきたりなマジックです。その現象を一味違う物にするのが繰り返しによるストーリーと、演技です。
1巻にもありましたけど、氏が意識していることが語られています。
ここら辺、例えば違う手法で現象を繰り返してるだけのアンビシャスカードをしているという人は考えさせられる部分じゃなかろうか
ソックド・コイン
客参加型のコインマジックです。客の手の中からコインを抜き取っていき、残り一枚の時は違うコインとすり替えて見せるというもの。
私はコインマジックを殆ど知らないので評価が難しいところですけど、タイトルの元になってるであろう靴下型(というか靴下)のがま口財布にある仕掛けはよくそんなんおもいつくなって感じで見てました。
その形状のおかげでスタンディングでも容易にできるそうですし、演技後はリセットもできています。
映像収録時に20年以上演じている手順とのことで、それだけ扱いやすい造りなんだなぁと
マジック自体はちょっと見慣れないというか自身で作ったのであろう道具を使う部分以外は近しいプロットはあるよなぁという感じなので、演技と道具を参考にするものなのかもしれない。(無知ゆえのぼんやりレビュー)
咳止めドロップ
咳止めのドロップを舐めようとして缶を取り出し、一つだけ残っていたドロップを紛失してしまい探しているうちに奇妙なことが起こるマジック。
んー・・これマジックかなぁ・・仕掛け自体は面白いしマジック的ですけど、使いどころが難しい感じがします。
それなりに客が温まっていて演者への信頼も稼げていて、被害者系アクトのイメージがないとダメなのでは・・?って感じがします。変なことが起きるので反応は得られるでしょうけど、それが評価されるには必要な条件が多すぎんかって感じ
私はこの道具があってもやらないだろうな・・って感じです。ちょっと度胸要りますし
あとこの道具入手できるんですかね・・?自作は大変だって話がありましたけど、大変というか見つかるかね条件に合う物・・って感じです。
バニシング・バードケージ
鳥かごが一瞬で消えるマジック
あまりこの手のマジックを知らないので何かとの比較はできないんですけど、氏のこだわりを知ることができます。
そしてこの人大体どれも道具が特殊なんよ・・仕込みがまぁまぁあるかそれ自作にスキルいるやろってものが多いイメージです。
このマジックも、それ商品化されない限り自分は同じことできないやろなって思うくらい作りこまれた道具を使っています。
ステージマジシャンは参考になる話もあるのでは。ステージの世界あんまり知らないんですけども
おわりに
とりあえず文字数的にも締めに入りたいところですけど、実は演技映像がないながらも少し変な動きをするブーメランカードやゾンビボールの解説もあります。
ゾンビボール系は実は少し興味はあったので個人的には得した気分。どういう所に気を付けるべきかという話を聞けます。
あと、トミーさんの若かりし頃のマニピュレーション映像と、そこで演じられているリングオンロープ(?)の解説もありました。
まーた特殊な道具使ってる・・
これは演技映像であまりピンとこなかったので、私の感覚では提示が弱いなって感じです。それはそれで学べる要素ですけども
なにやらT-Rexの話題があったそうですね・・?知らないんですけど
私なんかのセンターテアのレビューの時に「これやるならT-Rexでいいじゃん」みたいなこと書いた記憶あるんですけど、T-Rex自体のレビューはしてないんですよね・・
まぁなんか機会があれば・・
次回は3巻の予定
ではではまた次回
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