[びーも] マジシャン向け 占い・コールドリーディング オススメ文献
はじめまして、びーもと申します。
普段はニコニコ動画で「演じてみた」というジャンルの動画を投稿しています。
ジャンさんからのお誘いを受け、珍しくブログを投稿することになりました。
今回の内容は、マジシャン向けの占い・コールドリーディングに関するオススメ文献の紹介です。
Luke Jermay氏のJermay's Mind(もちろん日本語版ですよね?)を買われた方はご存知だと思いますが、Q&Aパフォーマンスの解説の中で、「このパフォーマンスをやるなら、占いについて学んでみると良い」と話されています。
氏の演技と方法論に衝撃を受けたので、真に受けて占いを学ぶことにしたわけです。
早速本屋に走ったのですが、日本で売られている一般的な占いの書籍というのは、朝のニュースの星座占いに毛が生えたようなものが多く、マジシャンとして知りたい内容は載っていませんでした。
本格的な占い書もありますが、ただただ詳細なだけで、どうやって当てるのかはさっぱりわかりません。(むしろ、わざと書いていないのかも…)
皆さんが知りたい内容も、◯木数子氏のような(古い?)ズバズバ当てる占いの方法ではないでしょうか。
結局たどり着いたのは、海外のメンタリズム関連の文献でした。
そこには、日本の書籍には少しも書かれていない(というか、こんなん書けない・・・)情報が満載で、この分野の情報がいかに閉ざされていたかを思い知らされました。
これを共有しないのはもったいないと思い、このブログを書くことにしたというわけです。
前置きが長くなりました。
それでは、
「マジシャンとして占いを始めてみたい」
「コールドリーディングって、実際どうやるの?」
という方へ、私が読んだ中からオススメ文献を紹介したいと思います。
◆ Q&Aパフォーマンス
DYNAMITE MENTALISM (George Anderson)
Luke Jermay氏も解説の中でオススメしていた文献。
いわゆるコールドリーディングによるQ&Aアクトの原型が読める。
氏の言う通り確かに内容は古いけれど、「こりゃ騙されるわ」と納得の内容。
Psychometry from AtoZ (Richard Webster)
同じくオススメされていた文献。
一人一人にバラエティ豊かで長いリーディングを行うための秘策。
半年前に占った人に、忘れず同じリーディングを行うこともできてしまう。
Projected Answers (Robert A. Nelson)
ステージQ&Aアクトを行うときのポイントやテクニックの解説。
コールドリーディング例が多数載っていてすぐ使える。
内容も現代寄りになっていて、実用書といった感じ。
◆ タロット
The Magician's Guide to the Tarot (Paul Voodini)
マジシャンのためのタロットリーディングという、そのまんまなタイトルの文献。
タロットの簡単な覚え方と、それに合わせたコールドリーディングをセットで紹介。
初めて読んだ時、「こうやって当てるのか・・・」と衝撃を受けた。
The Tarot Reader's Notebook (Ron Martin)
ガチ占い師によるタロット占いとコールドリーディングの組み合わせ全解説。
筆跡鑑定や、メンタルマジックなど、使えるものは何でも使う、まさにプロ。
かなり分厚い文献だが、読む価値あり。 もう大ファン。
◆ 手相
Speed Learning PALMISTRY (Julian Moore)
手相の簡単な覚え方をわかりやすく解説した文献。
コールドリーディング関連の文献を出しているところのものだけあって、
当てる要素も絡めながら覚えられる。
Quick & Effective Cold Reading (Richard Webster)
手相を見ながらコールドリーディングでズバズバ当てる方法の解説。
多数リーディング事例が載っているので参考になる。
Richard Webster氏のリーディングは軽いノリが多く、どんな人でもやりやすい。
The Palm Reader's Notebook (Ron Martin)
この人はほんとにすごい(語彙力の低下)
日本の手相書では絶対に語られない秘密を大暴露。
感情線や生命線はおまけ、本当はここを見てこう話す、という方法論に震えた。
◆ その他
コールド・リーディング (イアン・ローランド)
※日本語で読めます!
原著は「The Full Facts Book of COLD READING」で、メンタリズム界でも有名な書籍。
コールドリーディングについては、とりあえずこの書籍だけで十分。
どうやってマジックや占いに絡めるのかが気になったら、他の文献を読むといいかも。
タロット バイブル (レイチェル・ポラック)
※日本語で読めます!
コールドリーディングとは関係のない、タロット占いの解説書。
よくあるタロット本は1枚1枚の意味を羅列する暗記帳になっているのに対し、
「YOU、感じるままに読んじゃいなよ」と言ってくれる、初心者に優しいタロット教本。
Learning to Cold Reading (Craig Browning)
※下記URLから無料で読めます!
https://www.lulu.com/shop/craig-browning/learning-to-cold-read/ebook/product-17796796.html
コールドリーディングの概要と、オススメの文献をリストアップしてくれている。
このリストを見ながら、1つ1つ読んでいるところ。
Building Blocks (Luke Jermay)
「Suggestion」の極意と、それを用いたメンタルマジックをいくつか解説。
スカルダガリのDVDを観て、「は? できるのこれ?」となった人(私がそう)は、これを読むべき。
そのマジックの裏には一体どういう理論があり、演技では一体何が意図されていたのかが解説されている。
まだ前半の極意までしか読んでないけれど、少なくともできそうな気になってくる。
1つ1つレビューしたいんですが、長くなりそうなのでまたの機会にしたいと思います。
また、一部入手が難しい文献もあります。
頑張って探して手に入れたほうが、読むやる気も湧くと思うので、探してみてください。
一通り読んだら、いつの間にか占いをできるようになっていました。
きっと皆さんも、占い好きな女性よりもずっと当てられる占い師になれるはずです。
是非試してみてください。
聞きたいことがあれば、Twitterのダイレクトメッセージに気軽にお送りください。
以上、何を目指しているのかよくわからない、びーもでした。
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