レビュー:KAYFABE(前編)
月曜日が!!きてしまった!!(締め切りに追われてる感)
やぁどうも月ノ風です。時々改名しようかなって悩んだりします。人名らしくないからね!
まぁそれはおいといて、今回はお待ちかね(?)のレビューです
そう!KAYFABE!!
今回中々衝撃的だったのが先にジャンさんが感想を書いて細かいことはお前がかけやというパスを出してきたことですね()
お、おう・・ってなりましたわ、細かいとこを書かざるを得ない・・!
コレに関してまだちょっと悩んでるところがあって、ディスク1枚ずつ書くべきなのか・・新商品だから速度もいるよなぁ(今更)って思ったり
まぁ、これ書いてる時点で2巻の途中までしか見終わってないんですけどね
というわけで、見終わってるとこまでで感想書いとこうってことに今なりました。今、決まりました。前編と後編みたいな!感じで!いくよ!
目次
KAYFABE(Disc.1)
さて、1巻のレビューからいきましょうか、これは全体的にメイビン感あるなぁって感じでした。
少ない道具、シンプルな原理でステージショーをする。完全にナッシングの影響で築かれたイメージです。
これ、中々使えそうです。(やる機会はないけども)
:COGNOMEN
ここの管理人が先に書いたとおりの印象ですねぇ、ジャーメイさんのを楽にやればこんな感じ
観てる時はスイッチやろなぁって思ってましたけど、解説に入って「スイッチはしない」と聞いて、まじかってなった作品です。コレは中々面白いし負担も少ないです。ステージやる機会があればやってみようかなと思えます。オススメ。
:SPY STORY
複数の客から情報を得てストーリーを作り、それが指令書という形で予言されていたという作品。
個人的にはちょっと微妙でした。このプロット自体は前から気になってるやつで色んなパターンを知りたいなぁって思ってるんで参考にはなりましたけど、このままやるかというと「うーん」って感じ。ただステージの空気作りにはいいかも
プロの手順という感じがあってステージでやる機会が多い人には良さそうです。コスト的な負担は少ないです。微妙だと思った理由が準備がめんどくさいのとちょっと不自然さが残ってるよなぁって思ったからで、ちょっとの手間は許容できて演出面で解決できるなら良いとおもいます。
:RORRIM
客が背面で選んだカードを2枚ポケットに入れて、演者がそれを当てるというシンプルな現象。演出に工夫があって手軽にインパクトを与えられる作品。
まぁ、これは想像通りのタネだったのもあってあまりインパクトがなかったです。とはいえ演出は面白い。こういう演出結構好きです。
もっと簡単なほかの方法あるやろ?というところに思想が見える感じがして面白いです。あえてそうやる理由はなんなのかですよねぇ、その狙いを最大化できてたかというとどうなんだろって感じですけど、シンプルさとの兼ね合いでしょうかね。微妙とはいいつつも結構好きな作品です。
:ABOUT FACE
数人の客に顔の絵を描いてもらい、その絵を誰が描いたのかを当てるという作品。
1巻の中で一番やってみたくなる作品です。単純に演じるのが面白そう。
種の部分はまぁシンプルですわ。マジシャンなら見当はつきそうなものですけど、その演じ方が参考になります。こんな感じの演技に深みが出る演者に私はなりたい()
このマジックをいい物にするために必要なものこそ今求めてるものだろうなぁというのもあって、これをコンパクトにできたりしないかなぁってちょっと考えてたり。
インタビューはまぁ、うん、とばしましょうか()
メイビンさんの過去について聞けます。「ほー」って感じで聞いてました。
KAYFABE(Disc.2)
さて2巻目
:ZEN POKER
客が想像したカードを当てるというシンプルな結果ながら、そのための工夫が光る作品。
日本人にそのままの演出で出来る気はしませんね!いやまぁ、一笑いとるつもりで話し始めれば別にそのままでも良さそうな気はしますけど。
この手のプロットで一番「軽い」作品なんじゃないでしょうか、よくここまで削ってまとめたなぁという感じです。これを即興でやるにはちょっと技術と記憶力が要りますけど、不可能というほどでもない軽量化ができてます。手順上でコミュニケーションも取れるので、そういう意味で使いやすい作品ですかね。
これはちょっと覚えてみようかなって思えます。ギャンブル的な演出が自分に合わないので変えたいところですけど、中々練られてて良いですよこれ。
:OUT OF MINE
客が覚えたカードをノーヒントであてようという作品。
ノーヒントと書きはしたけど、実際のところ制限もかければヒントももらいます。そのイメージを拭う工夫があります。じゃあなぜノーヒントと書いたのかというと、その印象を狙いにいけるだけの策略があるからです。
これは覚えて置いて損はないんじゃないでしょうかね。レギュラーカードで即興で手軽にできます。演技は重め(にした方がやりやすくなるやり方の解説があります)なのでインパクトは与えられます。
まぁ、私は最後あたりの技法(?)が怖くてちょっと練習しなきゃなかなか出来ない気がします。解法を変えればいい話でしょうけど。
:SINGULARITY
客Aが選んだカードを客Bも選ぶという繋がりを感じる作品。
うん、これはそのままにはやらないでしょうね。いかにもステージのエンターテイメントという感じです。
ポールさんのエレクトリックチェアを思い出します。つまりそういうことです()
これは度胸と慣れが必要だと思いますわ・・あえてこれをやる事はないんじゃないかな・・ステージ慣れしてて技術面に抵抗がなければ簡単に尺を稼げる扱いやすい手順って感じなのかもしれませんねぇ
:TERRITORY
5枚のカードのうち客が心の内で決めたカードを読み取って当てるという作品
良いですねぇ、これは手軽です。負担がほぼ0で現象を起こせます。すごいシンプルな策略でした。素人でも思いついておかしくない感じで、類似のを知らなかったのでやられた感があります。それくらいシンプル
あまりない気もしますけど困る事態が起こりえます。その対策もありますが、まぁ負担が増えます。ここはちょっとキャラクターに依存するところもあるので要注意。
:ROUNDABOUT
3人の客がそれぞれ別の方法で覚えたカードをあてる作品。
記憶術系の、個人的に知のスライトと呼んでる類のアクトです。リアルスキルを用いるので練習が必要ですけど、演じるのが面白そうでもある作品です。
クロッキングという技術が紹介されてましたけど、この技術使う作品あったな・・単体作品で・・名前忘れたけどそれよりやりやすくなってます。
この作品で問題なのはガチで当てにいってる方です。クロッキングともう一人は別に良いんですけど、残りの一人(演技上は最初の一人)が鬼畜。確かに制限はかかるにしてもそれ結構な慣れ要りますよねっていう方法で当てます。自分がやると外す気がするよ・・アウト考えなきゃ・・
でもまぁ、それらをおさえてでもやってみたくなります。ただこれ問題なのは、見てる側はそこまで面白いか?ってとこなので、演出面で工夫したほうが良さそうですね。
というところですかね!2巻のインタビューはまだみてません!
2巻分書くだけで3000字近いじゃん・・さくっと書いてもこれだよ
そらそうだよね。2巻分だもんね。
今の所結構いいですよ、この段階で既に外れとは言わない出来じゃないかな・・1巻がショーに傾いてるので観賞用な人もいそうですけど(私です)
演出のアイデアや策略を学ぶという点で良いなぁって印象ですね、新しい技術を学ぶという感じではないかな。
さてさて、既に長いのでさくっと締めましょう。
次回は後編ですかね・・ちゃんと観終わってるんだろうか・・
ではまた次回
(月ノ風)
コメント
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。