レビュー:MindCraft: Psionics by Bill Dekel

御機嫌よう!

新しいバ先から全く連絡がこないお嬢様マジシャンですわよ。

祇園やら木屋町のバーって、面接合格してから連絡来ない率高くありませんこと?
コロナ禍のせいかしら?

半数ぐらい無視されてる気がしますの。

お嬢様が悪いといわれればそれまでですが、特に何か変なこともしたつもりないんですけどね……。

まんぼうの延期のたびに似たことが起こってますわ……。

 

そろそろコロナが収束してもらわないと、せっかくの若い遊べる時間が……。

 

 

関係ないのですが、考えたor改変したものをよくメモして残してるんですが、現象だけ書いちゃうとタネを忘れてしまいますわね()

思いついたモノは動画で実演のこすなり、ちゃんと説明残すなりしないと即忘れますわ。
皆さまもお気を付けを……。

 

MindCraft: Psionics by Bill Dekel

さて、今回で三部作レビューが最後ですわね。

Bill Dekel様によるMindCraftシリーズ三作目であり、一番短いものですの。

シリーズものって尻すぼみ感あって怖いんですけども、二作目はむしろ良くなってた感が無きにしも非ずだったので、三作目はもっと良くなったのかな・・・?と思いましたが、まぁ、うん……その……。

プロップレスの絶妙な使いづらさといった感じが……。

色々組み合わせたりしたら使えるんだろうけどこのままだと……が多いですわね。

 

まぁ使えるか使えないかはその人によりますし、とりあえずレビューしていきますの!

 

レビュー

Mene,Mene,Dekel

観客が空中に書いた数字を読み取ります。

演者は書いている途中を見ることはありません。

感想

Dekel様の別作品「Air Writer」の劣化版ですわね。

わたくしAir Writerを最初に読んだので、Dekel様のイメージがこれ系統になってますの。

観客管理が必要になりますし、しっかり練習してコツを掴まないことには使えそうにないですわね。

厳密には読む数字に縛りがあるのですが、前作で紹介されていた「The Fairer」を応用したら別部分の読み取りもできるような気がしますわ。

三部作通して読めば結構使い勝手良く感じてきますわね。

ただまぁこの方法はよほどうまくやらないと不思議に感じない&理由付けが難しいような気がするので、やるならほかの読み方使ってしまう……。

これを応用したBook testとPINコード当てが紹介されていますが、特段得るものがあるような部類ではないですわ。

完全にプロップレスでPINコード当てができるといえば魅力的ですが、一桁ずつと考えると微妙ですわね。

何か別にものと組み合わせるほうが無難ですの。

 

Time Warp

相手が思い浮かべた時刻が時計に予測されています。

感想

分はMane,Mane,Dekelで、時はエキボックですわね。

完璧に当てられるわけではないのですが、まぁ多少のずれはどうとでもごまかせるでしょうし・・・?

まぁ数字フォースやらリーディングができるのであれば、これである必要もないので…?

エキボックも特別なものではないですの。

小ネタを必要となったときに、他のフォースなりなんなりを思い出せなければよいかもしれませんの。

 

To and Fro

カードに20個の単語を書いてもらい、一つを選択してもらう。

その選択からいくつかチェンジしてもらい、最終的に選ばれた単語を当てる。

感想

一種の数理トリック…?

最初に指を置いたところがどこであれわかるのが良いですわね。

考えてもバレにくい部類の数理トリックですし、指示さえ覚えておけば簡単にできるので便利ですの。

フォースにも使えますわね。

紙とペンがあればできるので、小ネタとして使い勝手が良いですわ。

指示を与えるまでの演出をうまく設定できれば、結構不思議ですわね。

即興で回りにある情報から数字こじつけたりしたらそれっぽくなるのでは…?

ブックテストやカード当てでも応用されてますの。

ブックテストならその場で借りた本ですぐにできたりもしますわね。

 

Going the Distance

一人に好きな数字を選んでもらい、もう一人に本を選んでもらう。

その数字のページに書いてある最初の単語を当ててしまう。

感想

使い勝手と不思議さがちょうどいいブックテストですわね。

簡単ですし、ステージでもクロースアップでもある程度映えますわ。

クロースアップだと少し不都合はありますが、まぁ恐れるほどでもないのでたぶん大丈夫ですの。

どうとでもできますわ。

追加アイデアでは色々と不自然になるところが解決されているため、そちらを試すのも良いかもしれませんの。

そちらは一対一でも可能ですが準備が面倒ですし、ホイのやつやる方がお手軽な気がする……。

原点こそ頂点ですわね。

 

Fair CAAN

相手の選んだカードが、自由に言われた数字より出てきます。

感想

一作目の「The Fair」を応用したものですわね。

ちょっとしたギャフの仕掛けがありますが、その場で仕込めますの。

というか無くてもできますわ別に。

やりやすいですし、非マジシャンには受けるかもしれませんが、マジシャンには即バレしますわね。

 

Prime v2

相手の考えた単語を当てます。

アメリカ人特化バージョンです。

感想

アメリカ人特化というだけあり、日本人には縁遠いものとなておりますわね。

原理はPrimeと変わりませんし、ようはうまくアメリカ人にハマるPrimeの仕組みを考えましたといった感じですの。

同じような考え方で日本に当てはめられるか考えましたが、実妙に厳しいですわね。

総数は似た感じなのに……。

日本語の限界ですわね。

 

Go Ahead, Think for Yourself

一人目の観客にカードをひいてもらい、そのカードをメモしてもらいます。

二人目はそのメモに書かれているカードを読みます。

三人目はカードを見て覚えます。

その状況で、三人は別のカードを思い浮かべていますが、それぞれのカードを当ててしまいます。

感想

アイデアがすごい面白いですわね。

観客に対する指示をうまく行わないと失敗するのと、二枚に関しては何となく察される節がありますがそれでも面白いですの。

どうせならギミックなども使って不可能感を強めてやってみたいですわね。

クロースアップでも可能ですが、ステージでないと難しいんじゃないかなと思いますの。

出来なくはないですが、後々話し合いされるとちょっと嫌ですわね。

多分一番簡単な記憶改変術ですわね。

ちょっとした追加要素を入れることで、全員不正解にすることもできますし、不可能性も上げれて良いですわね。

ザ・メンタリズムといった感じのマジックですし、Jerxにあった疑似催眠マジックと連続して行えば、記憶改変ルーティンが組めますの。

 

Invisible Impression

観客が見えないように数字を書き、その数字に対応しているページの単語を当ててしまう。

感想

ペンシルリーディング?的なモノですわね。

昔ジャン様がどこかの記事で似た話を書いていた記憶がございますの。

有料記事でしたかしら…?

某13Stepにもありましたわね。
Dekel様曰く思いついてから指摘されたそうですわ。

 

どうすればやりやすいか、どう絞るかなどが書いていますわね。
ただこれらに関しては、13Stepのほうが詳しく書いてあったりしますわね。

色々とやりやすい道具選定が必要な気もしますの。

ちょっと勉強してみようかな…?と思えるぐらいには難易度が低いですが、状況やらなんやらに左右されそうだなと。
アウトはまぁ、センターティアにつなげてしまえばいいやと思いますの。

ブックテスト部分に関しては、対応ページを覚えておきましょうという力業解決ですわね。

 

まとめ

まぁまぁな内容でしたわね。

個人的にはGo Ahead, Think for Yourselfが結構好きですので満足ですの。

全体的に目新しさはありませんでしたが、良くも悪くもメンタリズム感はあり面白かったですわね。

絶妙な物足りなさはずっとありますが、全体を通してちょくちょく実りがあった三部作でしたわ。

ただし大体の人はこれを読んでも、うーん……といった感想になるのではないでしょうか…?

もっと先に買うべきレクチャーが多い気が……。

 

いつか応用して使いこなして見せますわ!

 

それでは御機嫌よう。

 

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