メンタリストのババ抜きについて今更ながらに語ってみる

メンタリストのババ抜きでアシスタントが合図を送っていた云々という話を最近見かけたので、世間から3週遅れくらいでそれについて考えてみました。

テレビでやっていたババ抜きで合図を送っていたかは不明ですが、普通のトランプを使う状況では不要と考えるのが妥当ってのが個人的見解です。

ババ抜きで勝つ方法

正確に言うのであれば「ジョーカーの位置が分かれば負けない」ですね。

引き分けがないゲームなら、負けない=勝つ が成立します。

つまり、ジョーカーの位置を見極められさえすれば良いわけです。

ジョーカーを見極める方法は4つあります

  1. 相手を観察する
  2. アシスタントを使う
  3. 仕掛けのあるカードを使う
  4. トリックを使う

相手を観察する

この方法は通用する相手がかなり限られます。というのも、外観から思考や行動を読み当てることは科学的に言えばほとんど不可能だと言われているからです。

ただ、世の中には所謂「わかりやすい」人が多少はいますし、嘘を付き慣れていない人はジョーカーを見るときだけ違ったリアクションをしてしまうこともあります。なので、完全に不可能とは言い切れません。

相手の個性によっては観察だけで100%勝ち切ることはできます。

まずは観察でやりつつ、難しい相手であれば他の方法を選択するのがリスクの低い方法だと言えます。

アシスタントを使う

ババ抜きでやる意味はほとんど無いと思っています。

というのも、アシスタントを使うには相手の手札が見える位置に立たせる必要があるわけで、ゲームの性質上それは非常に不自然だからです。

よほど特殊な状況で他3つの方法が使えず、なおかつアシスタントがいる時は選択肢に成り得ますが、第一選択にはならないんじゃないかと…

あと、基本的に合図はバレないように行うものなので、ある程度の習熟が必要になりますし運用コストが何気に高い問題もあります。

ちなみに、個人的な意見として、素人が合図を送っているのが分かるという状況は考えにくいですね。

仮に、素人が分かったと言っているのであれば、そのメンタリストが三流以下の間抜けか、素人の勘違いのどちからかであり、後者の可能性が高いと思っています。まぁ、メンタリストが三流以下の可能性は排除しきれませんが…

もっと言ってしまうと、電子的な手法で合図を送っていた場合、ものによって外観的に合図を送っていたことが非常に分かりにくいため、それこそ素人が見て分かるものではないと言えます。

仕掛けのあるカードを使う

マークトデックを使っているという説も人気があります。

これに関しては私も可能性としてはそこそこあると考えていますが、幾つか否定する材料もあります。

まず、Pが言うにはカードはテレビ局が用意することが多いとのことです(カードに限らず、ボールなどの小道具も基本的にテレビ局側が用意するケースが多く、持ち込みの道具を使う機会は少ないそうです)

次に、他のYouTuberが言うには「カードは自分たちが用意したものでした。メンタリストは1人できていたのでアシスタントもいませんでした」、なので仕掛けのあるカードを使う余地もアシスタントを使っていたなんてことも無いそうです。

この証言はアシスタントとマークトデックの2種類しか否定していないわけですが、取り敢えずこの2つの方法以外でも現象が成立することは証明されています。

私も前述の情報もあってマークトデックを使っていることに関しては否定的です。というか、アシスタントなし、マークトデック不使用でもババ抜きで勝つくらい簡単ですしね…

トリックを使う

個人的に最も推している説がこれですね。

相手が用意したトランプでなおかつアシスタントがいない場合でもやる方法が3つくらいあるので、合図を使っていたとか仕掛けを使っていたとかそんな大層な方法をやる必要が全くありません。

具体的な手法をここで書いてしまうと問題があるので、note の有料記事でアップしています。気になる方はそちらを見て下さい。

あくまでも自分がその条件でどうするかという物ですが、某メンタリストの動作的に正解を踏んでしまった可能性があるので、文句を言われたら消そうかなと思っています。

まぁ、古典的なカードゲームのイカサマ法ですし、カードマジックにも使われる技術なので多少知識のある人なら大体知っているはずです。

まとめ

アシスタントを使う、或いはマークトデックを使っている可能性は低いと思いました(まる)

わざわざバレるようなリスクがあるものを使うなんて…多少頭の回る人なら普通はしません。よほど間抜けで考え足らずではない限り、もっと証拠が残りにくい方法を採用するはずです。

別に某メンタリストを擁護するわけではありませんし、実際に間抜けだった可能性も否定しきれませんが、同じ様な芸をする身としてそんな馬鹿は滅多にいないと思いたいところです。

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