雑記:えいぷりるふーる
やぁどうもおはようございます月ノ風です。
4月1日・・やってきましたね、そう、エイプリルフール・・!
嘘をついてもゆるされる日!堂々と!嘘を!ついても!
由来は調べてないのでよくしらないんですよ。別に嘘をついても良い日ってわけちゃうぞっていわれてしまうかもしれない、でもいいんですよ、ふわっとお祭りを楽しむ分には
で、イベントなら乗っかろうぜ精神の私としては無視できないわけですよ。雑記を書くかと
決してユートピアを観る時間つくれなかったとかじゃないです(堂々とした嘘)
嘘
今回少しだけ嘘について触れてみようと思います。
そうですねぇ・・
あぁそう、マジックは人を騙すものだといわれていますよね。まぁその要素があることを認めます。
私は元々マジックが嫌いでしたし、始めたてのころはマジックを披露するにあたって「カードをバラバラに混ぜます」のような言葉に抵抗を感じていました。
その演技においてそれは「嘘」だったんです。
嘘とは事実ではないこと、人をだますために用いる言葉を指すそうです。
マジックは多くのものを意図してずらします。それはタイミングかもしれないし認識かもしれない。
上記の状況では、事実の認識をずらすために、「嘘」を吐いたわけです。
じゃあマジックは騙すものなのかというとこれもちょっと違うと思っていて、ずらすものは事実をゆがませる必要はないよなって。
相手が想定していたものを超えてもいいんです。相手の中の認識と、演者が実際にできることのずれが起きればいい。これは特に技術に力を割いてる人が狙えるポイントです。「そんなことできるんだ!」っていう要素ですね、これは結構ストレスフリーです。ピュアスキルで正面からぶつかっていってるので。
派生としては、実力を低くみせてハードルを落とすことで、近い効果を生むっていうやり方ですかね。問題としては普段から実力がないと思われていると演技を見てもらえなくなるってことですかね・・
演技の価値とはとか、そもそも価値とはなんぞやっていうものに移っていくとまた幅の広い話になってくるのでここでとめますけど!
で、話を戻して「嘘」ですけど、マジックは基本的には嘘と上手く付き合う必要があると思っていて、ピュアスキルだけでやっていくわけでもなければ自分のストレスとも付き合う必要があります。
演者のキャラクターがここでちょっと分岐してきますね。
ちなみに私はゴリゴリの嘘吐きです。というか、絵本の朗読や劇みたいな感じでマジックと付き合っていて、「そらメインストーリーは現実にないことだもん、嘘だよ」くらいの気持ちです。
ただし、動作で嘘をつくのは嫌います。もし「バラバラに混ぜる」であるなら、その発言をしたタイミングは確かにバラバラだったりします(その後抜き取ったりする)
なので、カウントを使うマジックとかあまり好きではないです。エキストラ使うとかね。
マジックは何かをずらすと書きましたけど、ずらすものは人それぞれです。
私はできるだけ、「そもそもの設定を現実からずらす」ことで、マジックに近づけようとしています。やってることは大したことなくても、そのストーリー上では意味があるような
日本で水を飲むのと砂漠周辺で水を飲むのでは意味がだいぶ変わります。今日本で暮らしている私たちにとっての非現実が現実に存在していると、そう前置きをするだけでも、水が出る・水が消えるというただそれだけのことに付与できる意味が変わります。
物が消えるとか、物が出るとか、物質的な「アリエナイ」以上の効果が出るはずなんですよね。そうであれば、消失や出現にこそ意味があるのでその手法の重要性は下がります。
ストレスの少ない手法を選べるわけです。
なにをどれだけずらすのかは人によります。それぞれにメリットもデメリットもあります。
私の目指す方向は、どうしても「重い」んですよね。これは現在のマジックシーンでは致命的だと思います。
テーブルホップなんて、いつ入ってもいつ途切れてもいいようなマジックが好まれる筈ですけど、私のは最初から最後までそれなりに移入してみなければいけない物なので、まったく向いてない。
一応簡易的に引っ張る手法を考えてはいますけど、そもそもが向いてないんですよね・・なので最近ちょっとスライトのもやってるんですけど()
そうそう、これもだ
「嘘」っていうのは、願いの形だとも思っています。
そうあって欲しいという願望からくるものが大抵だと思うので。良くも悪くも。
なので、その願望が他者に不利益を与えて自身の利益を得るみたいなものでなければ
エンターテインメントとして、他者に利益を与えるためだと信じられる嘘なら、良いんじゃないかなって
とりあえず自分はそう思ってマジックやってます。
「マジックは騙す物」は、YESでもあるけどそうとも限らないし、そもそも悪意を持ってやるものではないという感じでしょうかね。
私がサインカードの話で「客を利用するな」って過去に書いたのは、多分ここらへんにも通ずる話だと思います。
マジシャンが演技を成功させること、マジシャンの利益を優先するがゆえに客を蔑ろにするなら、それは悪い騙し方だと思うんです。
そもそもマジックって、ただのマジックなら別に客の利益にならんと思うんですよ。むしろ損に近い。これはまぁ、マジック嫌いだったからかもしれないんですけど、私はただ現象を起こすだけのマジックって良い印象ないです。
どんな利益のためにどんなマジックをするのかっていう軸は全マジシャンに持っていてほしいなって思います。
嘘は基本的には良くないものなんでしょうけど、根本はそう悪いものじゃなくて、その接し方や扱い方でよくできるんじゃないかなぁって
私はファンタジーの物語が好きですけど、あれだって嘘の一つでしょう
「そうだったらいいな」の一つの形として、人が楽しめるものはあるんだなって
おわりに
うーむ・・わしはこういうことを書きたかったのか・・?
実は書く前は何も考えてなくて、嘘をテーマに書き出したらとりあえずなんか思いつくやろみたいなノリで始めたので、別に伝えたいことがあったとかではないんですよね・・
実際筆(?)に任せればどんどん発展していきそうにはなるんですけど、ちょっとテーマがとびすぎて収拾つかんくなるし・・
何を書こうみたいな軸がないので当然なんですけどね!
まぁ、文字数は稼いだ()
わしはマジックで中途半端な嘘って性質が悪いと思っていて、だったらもうベースが嘘だったら分かりやすいやろって思うんですよね・・
そもそも、披露するにあたって客がどういう姿勢でマジックを見ていいのか分からないっていうのが最初の問題だと思うんですよ。
「前提」を用意すると、その調律が楽だなって
まぁ、うん、あんま関係ない話になっていきそう
締めましょ締めましょ、今回のはとりあえずの場つなぎだったんや
では、次回はユートピア!ではなく!
おそらく橘さんとアリスさんのショーについて書きます。おそらく
書かないかもしれない。断言はせんでおこう・・うん・・ユートピアも可能なら消化しときますよって
・・・ここで「書きます!」っていってもエイプリルフールだし許されるのでは・・?()
ではでは、また次回
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。