初レクチャーはレナート・グリーン氏

11月25〜26日とあったレナート・グリーン氏と弟子の高橋匠氏によるレクチャー&ワークショップに参加してきました。

前回の投稿で書いたように、人生で最初に見たマジシャンをまさか生で見れるとは…

さて、内容に関しては色々ありましたし、他の方の様にスマホで撮影などもしていなかったので割りとうろ覚えですが、適当に書いていこうかなと思います。

一応、知らない人のためにレナート・グリーン氏の動画をアイキャッチに入れておきました。

11月25日:パフォーマンス&レクチャー

高橋匠

一番驚いたのは、高橋匠氏ですね。

以前にもマジケでもちらっと姿を見かけたのですが、今回かなり近くでマジマジと見ていて気がつきました。

「手が小さい…」

スナップディールのイメージが強い方ですが、スナップディールはどうやら手の大きさがあまり関係ないと言うことを知ったのはかなり大きいポイントでした。

こりゃ、まだ身体が出来てない若い子にも人気が出るわけだわ…

ただ、個人的にはレナート・グリーン氏の技術面だけを継承した印象が強く、氏が度々形容される「カオス」、強烈な不思議さや独特な思想的な部分が無いので、弟子って感じはあまりなかったです。弟子というよりは仲の良い孫みたいな?見ていて微笑ましい感じでした(ニヤニヤが止まらない)。

まぁ、「レナート・グリーン=テクニックの人」という印象がある人には、立派な弟子見えるかも知れませんし、この辺はレナート・グリーン氏のどの部分が好きかに寄りそうです。

レナート・グリーン

で、肝心のレナート・グリーン氏ですが、年齢もあってかコンディションがあまり良く無さそうでした。どうも握力が落ちてるとかという話も聞きましたし、何より冒頭でこれが最後のパフォーマンスになると言っていました…

25日の冒頭で言っており、26日でも「日本で最後のパフォーマンスをすることを〜」と言っていたので、まじで最後っぽいですね…

人生で最初に見たマジシャンを、生で見るのが最後ってのも中々ストーリーがあります。

25日の内容としては、レナート・グリーン氏の幼少期からの話や、パズル的なことから始めるのが好きだという話などを聞きました。

特に印象的だったのは2歳の弟に芸を仕込んでサクラのように仕立てたというエピソードです。ちなみにこの話はオズマンドチャンネルでも話されていたのでタイムシフトで見ることが出来ます。(リンク→https://freshlive.tv/osmand/173221)

FISMでの逸話について

「FISMで仕掛けのあるトランプを使っていると疑われ失格になった」

と巷でよく言われていますが、本人によると「仕掛けのあるトランプは当時からルール的に問題なく、失格になった原因はサクラを疑われたから」だそうです。

その次(3年後)のFISMでは、借りたトランプで審査員を観客役にして、サクラとギミックの可能性を排除した上で同じことを行い、それで優勝したそうです。

客層

来ていた方は結構テクニックを知りたいとか、そういう人が多かったかも知れませんが、私自身としては思想的な部分やルーツを聞きたかったので内容には結構満足だったりします。

超絶技法を見たい人は少し満足できなかったかもしれません。あまり詳しく内容に触れるのあれなので、簡単に書いています。

実演と解説

レナート・グリーン氏はもういくつかの技法が出来ないようで、そちらは高橋匠氏が実演と解説をしていました。

高橋匠氏に関しては、氏の少し前に出していたDVDのPVより今のほうが上手く感じました。まだ成長してるのかも知れません。

技法に関するレクチャーは結構な大盤振る舞いだったと思います。あれ?そこまで話すんだ?みたいな感じで。

レクチャー後

レクチャーが終わってからは神戸のBから始まる方と食事をして、新宿まで連れて行ってから帰りました。(1ポンドステーキを食べたB氏は2kg太ったそうです)

26日:ワークショップ等

スナップ・ディール

希望者は前に出て、レナート・グリーン氏にスナップディールを見せたら何かアドバイスが貰えるということで、大してスナップディールも出来ない私が意気揚々と前に行きました(^ρ^)

こんな機会二度とないですからね…持ち方やら色々聞けたのは良かったです。この記事を書いている段階で相当上達したので、かなりの収穫ですヽ(=´▽`=)ノ

セルフワーキングの話

また、レナート・グリーン氏によるレクチャーではセルフワーキング分が多くて、私的にかなりお得感がありましたね。

実は私、レナート・グリーン氏は技法よりもセルフワーキングがよく出来ているイメージが強かったりします。ストールン・カードは特に日頃からずっと演じていたりします。

また、26日も技法に関して結構解説がありました。

そしてやはり高橋匠氏の解説は「あ?そこまで解説するんだ?」と同じ感想を持ってたりします。

技法に関してもかなりの収穫がありました。残念がら、私は普段なるべく技法を排除しているので人に見せる機会はほぼありませんが、こっそり練習はしておきます(^ρ^)
(スタンドアップが多いのでディール系の技法を使う機会もないですしねぇ…)

セルフワーキングの解説では、グリーン氏の弟であるピーター・グリーン氏も1つのトリックと1つのフラリッシュを解説していました。セルフワーキング的な不思議なトリックで初見時は完全にやられましたわ(^ρ^)

物販:

これに関しては少し触れたほうが良さそうです。

今回2日間でストールン・カードを2つ買いました(^ρ^)

初日に売ってたのはDVD付きの市販品で、2日目に売ってたのはレナート・グリーン氏本人が組んだものだそうです(デック単体のみ)。

初日に買ったものにサインを頂き、2日目に買ったものにもサインを貰えたので満足度がパないですね(語彙力が急に無くなるくらいに)。2日目は特に本人が組んだデックでジェリナゲが2枚入っていましたし、サインも貰えるチャンスがあったとなると買わない理由がありませんでした(^ρ^)

総評:

かなり良かったです。他の方のレクチャーに参加したことが無いので余計にそう感じるのかもしれませんが、伝説のマジシャンを生で見れるだけでも価値はありますし、話も聞けるというのは非常に貴重な機会だと思います。

また、最近の需要を考えたらもう少しテクニックよりになるかと思ったらそうでもなかったのも良かったポイントです。技法は個人の練習量でなんとかなりますが、思想とか原理についての話はどこかで発表されない限り分からないままですしね…

そういった部分が聞けたのはかなり大きかったです。

それと、漫画の影響で催眠術に興味があったとか、メンタリズムに興味があったという話は興味深かったです(興味って3回言ってますね)。

 

こんな感じで人生で初めて参加したレクチャーについての感想を内容に極力触れずに書きました。あまりの内容の無さに自分でもどうかと思っていますが、こういうレクチャー系の感想って詳しく書こうと思うと内容に触れてしまいますし色々と難しいところがあります。

今後もレクチャーに参加するかどうかについては誰がやるかによりますが、今のところ全く予定はありません。

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