橘&ALICEのショーを観てきました
やぁどうもおはようございます月ノ風です。
アイスボックスに炭酸ジュース入れて飲むというのを数年前からしてますが、今年もそんな時期ですねぇ・・
ツイッターで「あなたはどのお酒を入れる?」みたいなアンケートがきて、お酒だけなんだ・・ってなったのを思い出しました。
別にオチはないです
エタヒニン
さてさて行ってまいりましたよ橘&ALICEのショー・レクチャー
エタヒニンという名称のね、物議をかもしていくスタイルのショーでした。
ちなみになんでカタカナなのかというと、なぜか打てないからです。え、凄くない?これPCの機能なの?このサイトの機能なの?
「穢」の次に「多」という文字が打てないんですよそんなことできるんや・・というちょっとした感動を覚えてます。絶対に漢字で書きたいんや!ってわけでもないので何者かの意志を尊重してカタカナでいきます。
今回は危険術と各人のエロスについてとの事でした。
ぶっちゃけ私はどっちも自分のマジックに使わないので、今回は完全にただの観客として参加してます。いやまぁ前回もそうなんだけど
レビュー
まずは橘さんのアクトですね。恒例というか彼のルーティンから始まりました。
前回のでも書きましたけど、スプラッシュボトルのときにジェスチャーで風船割るから耳押さえてって伝えるの良いと思います。
で、カードマジックが始まるわけです。これライチさんがやってたやつですね。許可は取ってるらしいですけど、誰かがレクチャーしてたものを他の人が実際にショーで使ってるってのを見たのが初めてだったのでちょっとびっくりしました
で、更にオリジナルの現象をくわえたそうです。
これねぇ・・すごい見覚えあるなって・・ゆうきともさんのプレいディクションっていうマジックに似てて、おぉ・・車輪の再発明・・ってなってました
でもそれよりもメンタルっぽくなってて、うまく嵌った時の強さがこっちのが良いですね。
はい、エッグバッグの手順もあって、オモチャの卵がテンガエッグになると
これをやりたいがために今回のショーをしたそうです。すまんな、わし知らんくて反応できんかったわ・・
その後もそんな感じのものを出してましたけど、どちらかというと困惑というか、アイテムの癖が強すぎて不思議も凄さも殺された感じになってましたね・・いや、ネタとしてはいいんでしょうけども、ネタが通じずに解説せざるを得なくなったみたいな空気になってました
滑り芸みたいな面白さはあったので個人的にはいいと思いますけどね。マジックとしてみたらアカンなって思うだけで
で、次にAVを52枚用意するというすごい出オチ感のあるアクト
客が選んだAVだけディスクが入ってなくて、プロジェクターで再生されるという現象でしたけど
済まんな・・その人知らんねん・・でも偶然にも名前似てるのでちょっと覚えました。
ちょっと違う話になりますけど、チャレンジャーズライブでアイドルの名前を予言して写真を選ばせて予言成功ー!ってのありましたけど、その人のこと知らんので写真と名前が一致しないんですよね。映像みせられてもそれがそのDVDの映像なのかは分からないんですよ。再生機からディスクだしたら分かるってそらそうなんですけど、現象のタイミングがさぁ・・
面白いですけどね、試みというか派手さというか
加えて、同時にカードマジックも進行してたんですけど、これまた手間のかかるアクトでしたね・・
フリーチョイスのカード名を女優が喘ぎながら読み上げるみたいな現象と、選ばれたAVの女優名がカードの裏に書かれてるという
わざわざ音源用意したのとか凄いなと思いましたけど、コスパ見合ってる・・?っていう
いや、単純に私が下ネタ系得意ではないというだけで、ウケる人はウケるんでしょうけどね。私個人のレビューということなら勿体ない演出だなぁという感じ
とてもね、やりたい放題やってるなっていうショーでした。
で、アリスさんに交代する前にコンビアクト一ネタということでアクトがありましたけど
いやこれね・・あの、皆さんギークマジックって知ってます?そういうDVDあるんですけど
DVD紹介読んでもっとも訳わからんしそんなんみて誰が喜ぶんって思ってたアクトを始めたんですよ
いやもう、コーヒーフレッシュ出した時点で「うっわあれやる気か」ってなりましたもん
私グロやホラー苦手なんですよ。なんなら一生関わらずに生きていたい
あと虫とか嫌いだし、理解しがたいものへの抵抗感とか結構強くて
ただ単に気持ち悪いアクトほんときつい
下手すぎて見てられないとか動きが目障りで見てられないとかは過去にもありましたけど、気持ち悪くて見てられないマジックは初めてでした。龍平さんのチャレンジャーズライブのやつも普通に見てたぞわしは・・
このマジックの存在知ってたから最初からずっと目をそらしてたんですよ。そのせいでアクト自体のレビューできないの申し訳ないなとは思う。
で、脇坂さん参加してのトークショー的なのが始まって、さっきの気持ち悪いアクトへの思い入れというか狙いみたいなのを話してて
ほう・・なるほど、でもこれはマジックではないなって思ってました。
ちゃうねん、怖いタイプのエンタメもあるけど、あれは「エンタメ」だから許されてんねん。そもそもに安全保障があるんよ。怖いことしますけど物理的な危害は加えませんよーとか、安全に気をつかった上で成立するんよエンタメ
その線引きはどこいったんだって
そら客側は物理的な傷は負わないけど、精神的な解放がないまま終わるんよくない。マジックでした不思議なことが起きましたで終わって欲しい。
苦手なマジックへの酷評よ()
次にアリスさんのアクト
拘束衣からの脱出芸って初めて見ました。前回の登場のもそうですけど、アリスさん劇場寄りのアクターだなぁと
多分普通にステージで出来るネタですし、なにかしらのストーリーにも組み込めるアクトでした。これは私的には結構高評価です。マジックは言葉だと思ってるって過去に書きましたけど、物語に組み込めるマジックというのは一つの形だと思ってます。
前のフローティングテーブルといい結構な時間暴れまわるアクトもってますよね・・
で、恒例(?)の針呑みのルーティンですね、これ前回も書いてると思います。到底真似する勇気がないんでただ凄いなという感じ
危険術に対していうのもなんですけど、安心して見られる安定感がありますね。
あとチョップカップですね、あれさすが大道芸の人だなって感じで、なるほどそんな使い方できたか・・ってなりました。
作業自体は普通のことなのにやり方でインパクトが変わるって奴ですね
あとノワールさんが作ったらしい小道具ね、あれは突飛過ぎてよく分からなかったです()
ほかにもアリスさんは規定路線みたいなの嫌うらしくちらほらとネタを挟んでくるんでどれ書いたらいいのか分からないんですけど、指輪のやつとかあれは用意してた奴なのかどうか
コインのマジックやったり100円齧ったり指を消したり色々やってました。多分小ネタです。
アリスさんのアクトに関してはまっとうな危険術という感じ。
で、最後にコンビアクトなわけですけど、マジックってなんなんやろって
体張るお笑い芸人よりも直接的に危険な事やってるんじゃないのって思ってました。
いや、すごいんだけど、マジックではないし、求めてることでもないっす・・っていう
真似できないしすごいんだけどさ
そしてそれなりに血がリアルに出てたので事故やん・・って
それ多分拷問にカウントできるやつだよ・・
そっからレクチャーですよ、文字数余裕でオーバーしてるので割とはしょりますけど
DVDと拘束衣中々面白かったです。自分の中にはない大胆さとか、知らない道具とか、単純に勉強になったので
いや、DVDは52枚買うってだけで既に面白いですけど
あとアリスさんと脇坂さんのトークショー的なもの
ここねぇ・・アリスさんと近しい考えしてたりする部分に触れたりとかしたいんですけど、もう文字数がさ・・
でも、現実と虚構の境界の話とか、私も結構考えたりして
というかメンタルを手順に入れたことある人なら考えたことあるはずなんですけどね
そこらへんもまた機会あったら雑記かなんかで書くかもしれない
私も自分の芯と向かい合う生き方してるのでね、というかそうしないといけないくらいに追い込まれた時期があったってだけなんですけど
表現者や提供者として、自分を知るというのは大事だと思うんですよ、自分を売るならね
誰かのネタをなぞるだけでいいっていうなら別にいいんか知らんけども
オリジナリティがどうとかにも通じるのかもしれないけど、自分を出せるなら、わしの言葉で言えばマジックで作った殻に自分を載せられるなら他人のネタでもいいと思うんですよ
だってどうしたって同じにならないはずなんですよ、自分になじまない部分を拒絶したら自分の中にある材料で再構築しないといけなくて、そうしたら自分らしさが載るんで
だから、自分を知るっていうのは、言ってしまえば最低限必要なことなんですよ、演者ならね
誰かのネタを覚えて手順どおり手を動かせるだけの人はマジシャンではないんですよ、なんどか書いたけどこれ
演技に自分の好みを押し付けるんですよ。それが客の要望に合わないなら仕方ないってだけです。自然淘汰ですよ。
でも、それがいいって人相手には唯一無二になれるかもしれない。そういう尖ったカラーがあってこその表現者だと思ってたりします。
あとは、客がどんな演者をみたいのか選択するだけですね。万人にすかれるのは土台不可能だから、演者はやりたいことやって伸るか反るかは客任せっていうのが本来の姿だと思ってるんですよ。表現者としては。
ここに、プロとしてとか生活するために意に沿わないこともしなきゃいけないとか混ざるからややこしいとこがでてくるだけで
おわりに
なんだこれもうレビューじゃない
いや、実際思想的な話しあったんですって・・自分の意見まで書く必要なかったかもだけど
いやもう、どうせ文字数オーバーしてるしいいかな的なとこはあった
1000文字いかないくらいのスナック感覚レビュー書きたいとか言ってんのにね、4000いったぞどうする
今回はちょっと好みが合わないとこもあったし前回のほうがよかったなという思いはありますけど、でも楽しかったです。
ただ、リアルに危険なことやってリアルに怪我するのはそれもはや芸ですらないからやめぇやって感じはある
なんか打ち合わせと違うっていってたので本当は違う展開だったのかもしれないし、分からないんですけどね。でも実際に怪我するのは怖いわ・・
普段得られない刺激でしたけどね、橘さんのアクトについて酷評みたいなのしましたけど、別にだからダメってわけでもないんですよ、まぁそもそも私の感想は私のものであって他人にとってはどうでもいいものなんでね
別にあれはあれでいいとおもってます、やりたいことやってあぁいうアクトなら、それが橘さんのカラーなわけだし
私とは合わない部分があるというだけの話でね。
でも、あのめちゃくちゃやるところとか結構気に入ってたりするんですよ。中々いませんよあんな尖ったマジシャンなのか怪しいほどのマジシャン
第3回もあるとの事なので、その時も予定が埋まってるとかでもなければ参加しようと思います。
はい、次回はなんでしょ、そろそろリローデッド書き始めましょうかねという気持ちはあります。
しばらく資料控えないとなのでしばらく新作のレビューはないです。ないはずです。ないと思いたい。
でもEMCが日本語字幕付きの新作出したら買いそう・・wizardいつ・・
ではではまた次回
追記
これは別にここに書くことではないかもしれませんけど、無視するわけにもいかないことなので
今回演者(橘さん)が感染症を患っていました。これすごい危ういことで、その話聞いた時に「なんで今日ショーやってるんだろ」って思いました。
本人が大変なのもそうなんですけど、なにより客にリスクがあります。エンターテイナーが客を危険に晒したらいかんやろってのは最低限度の話だと思ってるので、そのアナウンスが会場について演技が始まってからされたことや衛生に気をつかう道具などが渡されなかったことに多少の違和感がありました。
大人は基本かからないらしいですけど、だとしても気遣いは要るよねって話です。特にマウスコイルの端を客に持たせたいならゴム手袋なりいるやろって
当人に言う話だとは思いますけどね
もしこれを読む人で人前にエンターテイナーとして立つ人がいれば気をつけてください、エンターテイナーが客を傷つけてはいけません。
たとえ冗談でもダメです。
例えば、ペーパーボールの演技(オーバーヘッド)で協力に上がった客がただ馬鹿にされるような演技をしてはいけないってことです。
配慮した上で曲解されるとかは仕方ないかなと思いますけど、それでも出来た範囲気付けた範囲で気遣えるようにしてください。
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。