Stripper Jig – Card Trimmerの話
最近ツイッターのタイムラインで買ったと呟いていた人がいたので、そろそろ話をしても良いかなと思いました(^ρ^)
私が買ったきっかけは、ルーク・ジャーメイがこれの話をしていたから(わかりやすい)。
Stripper Jig - Card Trimmer
名前の通り?ストリッパーデックを作るための器具です。
ストアで出しているストリッパーデックもこれで作っています。
良いお値段の割にかなり原始的で、1枚ずつ手作業でカットする必要がありますし、慣れていないと失敗するので基本的にはオススメしていません。
慣れれば、ベリー、エンド、ネガティブも作れるので重宝していますが、やはり勧めにくい!
オススメできない理由:
- お値段
- 1枚ずつしか加工できない
- 道具を扱う技術力がいる
- 手作業で慣れていないと失敗する
- 重い…
- カミソリを用意する必要がある
- 金属が意外と柔らかくカミソリ負けする
まぁこんなもんですかね…
1枚ずつで加工するのは慣れれば問題ない気もしますが、ネックになるのは重さです。
エッジをカミソリで切り落とす際に、どうしてもStripper Jig を持ち上げておく必要があるので、手首を机に付けていたとしても指にずっしりと重さが来ます。
もっと言うと、よほど品質が良いデックでない限り、同一デックでも大きさに若干の違いがあります。
ピッタリの大きさで固定していると、時々入らないカードが出てくるため、効率アップのために他よりも大きいカードを基準に固定し直します。そうすることで、カードの出し入れが容易になりますが、固定が緩いとカードを切るときにカミソリが意図せぬ深さで食い込んでしまう(失敗する)ので、指でしっかり固定する必要があります。
その重さも相まって、指に掛かる負担は更に高くなると言うね…
1枚ずつ毎度しっかり固定すれば事故は減りますが、加工時間がかなり伸びるので、その辺は使う人の気分や技術次第です。
もしこれらの問題を気にしない人であれば、素敵なストリッパーデック生活が始まります。
出来ること
- 市販品に存在しないストリッパーデックが作れる
- エンドストリッパーが作れる
- ベリーストリッパーが作れる
- ショートカードが作れる
- ブリッジサイズのカードや名刺を加工できる
これにどれだけの魅力を感じるかによります。もしこれらに対して非常に大きなメリットを感じるのであれば、購入を検討しても良いと思います。
価値を感じてしまったので、うっかりポチりました(^ρ^)
私個人の感覚で言うのであれば、買って正解でした。
「脱カードマジック」を謳っておきながら、プライベートだったりマジシャンが集まる場所では未だにカードマジックをよくやります。その時に私がストリッパーデックを使うという認識が無い人は面白いくらい引っかかります。かなり楽しいです(^ρ^)
もしこれがバイシクルのライダーバックだったら可能性としてストリッパーデックを疑われたかもしれませんが、使っているのはRoundersだったりタリホー、Bee等なので、ギミックデックをまず疑われることはありません。
基本的にカード・マジックをする時は大体が対マジシャンです(非マジシャン相手ではメンタル系が圧倒的に多い)。
そして自分で言うのもあれですが、マジシャンを引っ掛けることに血道を上げています。もっと言ってしまうと「性格悪いな自分…」とすら思うレベルでマジシャンを引っ掛けることに楽しみを感じています。そのためならコスト(労力と費用)を惜しみません。だから、Stripper Jigを買うことに関しては特に悩みもしなかったですね!(^ρ^)
ここまでで割りといい文量になってしまったので、そろそろ終わろうかと思います。
本当はStripper Jigの使い方を事細かく解説しようかと思いましたが、そもそも持っている人が少なそうなので別に構いませんよね?ショートエンドを加工する際の注意点とか、ベリーを凹ます加工の方法とか誰得情報ですし…
もし「知りたい!」って声が多ければ解説するかもしれませんが、おそらく既に持ってる人は大体予想がついていると思うので、そんな声は上がらないと予想しています(^ρ^)
JEAN
Stripper Jig を購入するなら、製作者(Eoin O'Hare)のサイトから購入した方がやや安価です。
トランプの加工まとめ↓
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